- さまざまな「カルチャー」
芸術学特論2 第7回
先週の補足
講義
- ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット
- 写真集『自然の鉛筆 Pencil of Nature』(1844-46)
- Sun pictures: Henry Fox Talbot and the first photographs · SFMOMA
-
- 写真と複数性
- 複製技術=再生産(reproduction)と複数生産(multiple)
- ネガ=ポジ法とは:版画・印刷・印画(プリント・カルチャー)
- 湿式コロディオン法(ガラス・ネガ)と鶏卵紙(アルビュメン・プリント)
- ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』などに所収)
- 写真と複数性
デザイン論特講3 第6回
- さまざまな「カルチャー」
- サブカルチャー=主流(ドミナント)ではない、周縁的な文化。
- 「「ポピュラー・カルチャー」という語は、日本語で言う「民衆文化」とほぼ同義であり、本稿ではハイ・カルチャー、エリートの文化ではない、フォーク・カルチャー、マス・カルチャー、カウンター・カルチャー、そしてポップ・カルチャーを含む上位概念として使用していく。「マス・カルチャー」は、すなわち「大衆文化」で、大量生産され、大衆によって大量消費される文化のこと。これは明らかに近代以降の歴史的存在であり、時にはハイ・カルチャーをも取り込むこともある。「サブカルチャー」は、社会における主流のドミナントな文化に副次的に存在する文化のことで、それは、年齢、ジェンダー/セクシュアリティ、エスニシティ、階級、さらには趣味や嗜好による独自性を持った諸集団——「大衆」という画一的枠組みにはまらない——によって担われるものとする」。
- サブカルチャーから「文化」を考える
- サブカルチャーから「文化」を考える
- モッド・サブカルチャー
- モッズ - Wikipedia
- 佐藤守弘「消費文化への両義的な対処法――マスメディア時代の「ポップ」再考」(UNPOPULAR POP報告書 – UNPOPULAR POP, 167-170)を参照
- モッド・サブカルチャー
- サブカルチャー=主流(ドミナント)ではない、周縁的な文化。
-
-
- サブカルチャーとブリコラージュ的戦術
- 戦略 Strategy vs. 戦術 Tactics
- ミシェル・ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク (ポリロゴス叢書)』
- ブリコラージュ
- ブリコラージュ的戦術
- ディック・ヘブディジ『サブカルチャー: スタイルの意味するもの』
- 戦略 Strategy vs. 戦術 Tactics
- サブカルチャーの終焉と文化遺産化
-
MODS & KAISER CHEIFS LONDON CLOSING CEREMONY 2012
芸術学特論2 第6回
先週の補足
- 絵画の経済学
- 青について
- 小林康夫『青の美術史 (isの本)』
- ミシェル・パストゥロー『青の歴史』
- 凸版印刷
- カメラの仕組み
講義
- 写真術の「発明」
- ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールとダゲレオタイプ
- The Daguerreotype - Photographic Processes Series - Chapter 2 of 12 - YouTube
- 銀板の輝きと一点性
- 物質性と触覚
- ダゲールによる写真の発明について(当時の新聞記事)
- ジオラマの著名な画家であるダゲール氏によってなされた重要な発見について。この発見は驚異のように思われる。そしてもしも立証されるならば意匠芸術において革命となる見込みがある。
- ダゲール氏はカメラオブスキュラの後部に描き出されている像を定着させる方法を発見した。それゆえ、これらの像は物体の一時的な反映ではなくて、それらの固定した持続的な刻印である。そしてそれは絵画あるいは版画のようにそれらの物体の現場から移され得る。
- わが読者に、カメラオブスキュラによつて描かれた自然像の忠実度を想像せしめ、かつそれに対して光の階調、濃淡および中間調をもって、この像を固定させる太陽光線の作用をそれに付け加えさせるならば、読者はそれを見ることによって、ダゲール氏がわれわれの好奇心を満足させた美しい意匠を理解するにいたるであろう。
- 生命なき自然、建築は、ダゲール氏が彼自身の名前にちなんで呼ぶことを意図している器具ダゲレオタイプの勝利である。
- ダゲールは磨かれた金属板を処理した。そして3分間で『自然のみがその作品に与えられる真実をもって与えられた』パリの並木道やセーヌ川の眺望を生み出すことができた。(1839年1月6日「ガゼット・ドゥ・フランス」紙より)
- ダゲレオタイプのケース
- さまざまなダゲレオタイプ
- ダゲレオタイプを扱った作品
- IO-2: 現代ダゲレオタイピスト展+国際シンポジウム – IO-2: Contemporary Daguerreotype Exhibition & Symposium
- 廉価版ダゲレオタイプ
- →ティンタイプ、アンブロタイプ
- ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールとダゲレオタイプ
デザイン論特講3 第5回
講義
- 文化概念の変容
- 古典的定義=「教養」としての文化
- 人類学的定義=「生活の仕方の全体」
- 「意味の共有」としての文化=文化論的転回
- さまざまな「カルチャー」
- ハイ・カルチャー=高級文化
- ロー・カルチャー=低級文化。被支配者層の文化
- ポピュラー・カルチャー=民衆文化。近代に限らない。
- マス・カルチャー=大衆文化。多くの人達のために大量に作られる文化。複製技術を前提にする。
- ポップ・カルチャー=ポピュラー・カルチャーと同義にも用いられることもあるが、つかの間の流行といった意味も持つ。
- サブカルチャー=主流(ドミナント)ではない、周縁的な文化。
- カウンター・カルチャー=サブカルチャーのうち、主流文化に対する対抗的/反抗的な性格が強いもの
- 「「ポピュラー・カルチャー」という語は、日本語で言う「民衆文化」とほぼ同義であり、本稿ではハイ・カルチャー、エリートの文化ではない、フォーク・カルチャー、マス・カルチャー、カウンター・カルチャー、そしてポップ・カルチャーを含む上位概念として使用していく。「マス・カルチャー」は、すなわち「大衆文化」で、大量生産され、大衆によって大量消費される文化のこと。これは明らかに近代以降の歴史的存在であり、時にはハイ・カルチャーをも取り込むこともある。「サブカルチャー」は、社会における主流のドミナントな文化に副次的に存在する文化のことで、それは、年齢、ジェンダー/セクシュアリティ、エスニシティ、階級、さらには趣味や嗜好による独自性を持った諸集団——「大衆」という画一的枠組みにはまらない——によって担われるものとする」。
- サブカルチャーから「文化」を考える
- サブカルチャーから「文化」を考える
- モッド・サブカルチャー
- モッズ - Wikipedia
- 佐藤守弘「消費文化への両義的な対処法――マスメディア時代の「ポップ」再考」(UNPOPULAR POP報告書 – UNPOPULAR POP, 167-170)を参照
- モッド・サブカルチャー
芸術学特論2 第5回
講義
- 写真前史
- 光と痕跡:フォトジェニック・ドローイング(光による素描)とサイアノタイプ(青写真)
- https://artscape.jp/artword/index.php/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0
- [Vol.229]日光写真の話│種清豊のフォトコラム|カメラのキタムラ
- サイアノタイプの作り方
- 印画紙をつくる
- サイアノタイプを露光する
- 7月末の晴天の日、ガラス越しで何分の露光が適当かという実験
- 10円玉を6枚置き、10分ごとに1枚はずし、はずしたところを白い紙でカバーする
- 結果、40分程度が適当と判断
- サイアノタイプを仕上げる
- 露光した印画紙を水道水で洗う
- 5lの水道水に20ml程度の塩素系漂白剤(ハイター)に10分ほど浸して再発色させる
- 流水で10分洗い、薬液を洗い流す(これで10年以上持つらしい)
- 写真術の「発明」
- ニセフォール・ニエプスとエリオグラフィ
- 版画の複製から「最初の写真」へ
- ユダヤ瀝青
- ジェフリー・バッチェン『写真のアルケオロジー (視覚文化叢書)』
- ニセフォール・ニエプスとエリオグラフィ
デザイン論特講3 第4回
講義
- 「着る」ことから文化を考える
- 菊地暁『民俗学入門 - 岩波書店』第一章「暮らしのアナトミー「きる【衣】」から
-
- 消費される身体
- 社会的事実としての身体
-
- 菊地暁『民俗学入門 - 岩波書店』第一章「暮らしのアナトミー「きる【衣】」から
- 文化概念の変容
- 古典的定義=「教養」としての文化
- 人類学的定義=「生活の仕方の全体」
- 「意味の共有」としての文化=文化論的転回
- レイモンド・ウィリアムズ『完訳 キーワード辞典』
- 柳父章『文化 (一語の辞典)』
- スチュアート・ホール編『リプレゼンテーション――文化的表象と意味作用の実践』(Stuart Hall, ed., Representation: Cultural Representations and Signifying Practices, London: Sage/ Open University, 1997)、序章
- 西川長夫「文化と文明ーーその起源と変容」(『〔増補〕国境の越え方 (平凡社ライブラリー)』)
- さまざまな「カルチャー」
- ハイ・カルチャー=高級文化
- ロー・カルチャー=低級文化。被支配者層の文化
- ポピュラー・カルチャー=民衆文化。近代に限らない。
- マス・カルチャー=大衆文化。多くの人達のために大量に作られる文化。複製技術を前提にする。
- ポップ・カルチャー=ポピュラー・カルチャーと同義にも用いられることもあるが、つかの間の流行といった意味も持つ。
- サブカルチャー=主流(ドミナント)ではない、周縁的な文化。
- カウンター・カルチャー=サブカルチャーのうち、主流文化に対する対抗的/反抗的な性格が強いもの
- 「「ポピュラー・カルチャー」という語は、日本語で言う「民衆文化」とほぼ同義であり、本稿ではハイ・カルチャー、エリートの文化ではない、フォーク・カルチャー、マス・カルチャー、カウンター・カルチャー、そしてポップ・カルチャーを含む上位概念として使用していく。「マス・カルチャー」は、すなわち「大衆文化」で、大量生産され、大衆によって大量消費される文化のこと。これは明らかに近代以降の歴史的存在であり、時にはハイ・カルチャーをも取り込むこともある。「サブカルチャー」は、社会における主流のドミナントな文化に副次的に存在する文化のことで、それは、年齢、ジェンダー/セクシュアリティ、エスニシティ、階級、さらには趣味や嗜好による独自性を持った諸集団——「大衆」という画一的枠組みにはまらない——によって担われるものとする」。
- サブカルチャーから「文化」を考える
- サブカルチャーから「文化」を考える
- モッド・サブカルチャー
- モッズ - Wikipedia
- 佐藤守弘「消費文化への両義的な対処法――マスメディア時代の「ポップ」再考」(UNPOPULAR POP報告書 – UNPOPULAR POP, 167-170)を参照
- モッド・サブカルチャー
芸術学特論2 第5回
講義
- 写真前史
- 四角形について:赤瀬川原平『四角形の歴史 (ちくま文庫)』
- カメラ・オブスキュラ(「カメラ・オブスクラ」とも)
- カメラ・オブスキュラとは、ラテン語で「暗い部屋」という意味。暗い部屋に、小さな穴(ピンホール)から光が差し込むと、外の明るい世界が上下左右逆に映るという原理は紀元前から知られていた。
- 「金環日食:木漏れ日」 - 写真共有サイト「フォト蔵」
- アリストテレス『問題集』第15巻6/11
- 後にレンズを利用することによって、鮮明な像(イメージ)が得られることが知られるようになり、ヨーロッパでは、ルネサンス期以降、描画装置、科学的な観察装置として広く使われるようになり、また啓蒙主義時代(17c後半〜18c)の知のモデルともなった。
- ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜―視覚空間の変容とモダニティ (以文叢書)』
- 佐藤守弘「暗い部屋のなかの人工知能」(『S/N:S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら』)
- カメラ・オブスキュラに映る像を化学的な方法により定着させる技術が、写真術。
- カメラ・オブスキュラとは、ラテン語で「暗い部屋」という意味。暗い部屋に、小さな穴(ピンホール)から光が差し込むと、外の明るい世界が上下左右逆に映るという原理は紀元前から知られていた。
- 巨大カメラ・オブスキュラ
- The Magic Mirror of Life: An Appreciation of the Camera Obscura=カメラ・オブスキュラについての総合サイト(英語)
- 映像展示室と巨大レンズ | 植田正治写真美術館=鳥取県伯耆町にある植田正治写真美術館内。600mmのレンズで「逆さ大山」が見られる。
- 細馬宏通さんとカメラ・オブスキュラ:スミス記念堂のカメラ・オブスキュラ/彦根
- http://www.kokuyo-shop.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=4901480275864
- カメラ・オブスキュラの作り方→カメラ・オブスキュラの作り方 - 蒼猴軒日録β
- 大判カメラについて
- 幻燈の原理
- 高谷史郎の「明るい部屋」
- カメラ・ルシーダ
- カメラ・ルシダ - Wikipedia
- NeoLucida
- デイヴィッド・ホックニー『秘密の知識<普及版>』
- 光と痕跡:フォトジェニック・ドローイング(光による素描)とサイアノタイプ(青写真)
- サイアノタイプの作り方
- 印画紙をつくる
- サイアノタイプを露光する
- 7月末の晴天の日、ガラス越しで何分の露光が適当かという実験
- 10円玉を6枚置き、10分ごとに1枚はずし、はずしたところを白い紙でカバーする
- 結果、40分程度が適当と判断
- サイアノタイプを仕上げる
- 露光した印画紙を水道水で洗う
- 5lの水道水に20ml程度の塩素系漂白剤(ハイター)に10分ほど浸して再発色させる
- 流水で10分洗い、薬液を洗い流す(これで10年以上持つらしい)
- サイアノタイプの作り方
- 写真術の「発明」
- ニセフォール・ニエプスとエリオグラフィ
- 版画の複製から「最初の写真」へ
- ユダヤ瀝青
- ジェフリー・バッチェン『写真のアルケオロジー (視覚文化叢書)』
- ニセフォール・ニエプスとエリオグラフィ
デザイン論特講3 第3回
推薦図書
講義
- 「着る」ことから文化を考える
- 菊地暁『民俗学入門 - 岩波書店』第一章「暮らしのアナトミー「きる【衣】」から
- 衣服の美的機能=身体の補強・改変・加工
- 菊地暁編『身体論のすすめ (京大人気講義シリーズ)』
- B・ルドフスキー『みっともない人体』
- イメージとしての身体
- 鷲田清一『ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫)』
- J・ウィリアムソン『広告の記号論 1―記号生成過程とイデオロギー (カルチャー・クリティーク・ブックス)』
- J・バージャー『イメージ―視覚とメディア (ちくま学芸文庫)』
- 消費される身体
- 社会的事実としての身体
- 衣服の美的機能=身体の補強・改変・加工
- 菊地暁『民俗学入門 - 岩波書店』第一章「暮らしのアナトミー「きる【衣】」から
- 文化概念の変容
- 古典的定義=「教養」としての文化
- 人類学的定義=「生活の仕方の全体」
- 「意味の共有」としての文化=文化論的転回
- レイモンド・ウィリアムズ『完訳 キーワード辞典』
- 柳父章『文化 (一語の辞典)』
- スチュアート・ホール編『リプレゼンテーション――文化的表象と意味作用の実践』(Stuart Hall, ed., Representation: Cultural Representations and Signifying Practices, London: Sage/ Open University, 1997)、序章
- 西川長夫「文化と文明ーーその起源と変容」(『〔増補〕国境の越え方 (平凡社ライブラリー)』)
- さまざまな「カルチャー」
- ハイ・カルチャー=高級文化
- ロー・カルチャー=低級文化。被支配者層の文化
- ポピュラー・カルチャー=民衆文化。近代に限らない。
- マス・カルチャー=大衆文化。多くの人達のために大量に作られる文化。複製技術を前提にする。
- ポップ・カルチャー=ポピュラー・カルチャーと同義にも用いられることもあるが、つかの間の流行といった意味も持つ。
- サブカルチャー=主流(ドミナント)ではない、周縁的な文化。
- カウンター・カルチャー=サブカルチャーのうち、主流文化に対する対抗的/反抗的な性格が強いもの
- 「「ポピュラー・カルチャー」という語は、日本語で言う「民衆文化」とほぼ同義であり、本稿ではハイ・カルチャー、エリートの文化ではない、フォーク・カルチャー、マス・カルチャー、カウンター・カルチャー、そしてポップ・カルチャーを含む上位概念として使用していく。「マス・カルチャー」は、すなわち「大衆文化」で、大量生産され、大衆によって大量消費される文化のこと。これは明らかに近代以降の歴史的存在であり、時にはハイ・カルチャーをも取り込むこともある。「サブカルチャー」は、社会における主流のドミナントな文化に副次的に存在する文化のことで、それは、年齢、ジェンダー/セクシュアリティ、エスニシティ、階級、さらには趣味や嗜好による独自性を持った諸集団——「大衆」という画一的枠組みにはまらない——によって担われるものとする」。
- サブカルチャーから「文化」を考える
- サブカルチャーから「文化」を考える
- モッド・サブカルチャー
- モッズ - Wikipedia
- 佐藤守弘「消費文化への両義的な対処法――マスメディア時代の「ポップ」再考」(UNPOPULAR POP報告書 – UNPOPULAR POP, 167-170)を参照
- モッド・サブカルチャー
A Fred Perry Subculture Films #2: This Is A Modern World
-
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-
- 映画
- サブカルチャーとブリコラージュ的戦術
- 戦略 Strategy vs. 戦術 Tactics
- ミシェル・ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク (ポリロゴス叢書)』
- ブリコラージュ
- ブリコラージュ的戦術
- ディック・ヘブディジ『サブカルチャー: スタイルの意味するもの』
- パンクの戦術
- 戦略 Strategy vs. 戦術 Tactics
- トライブ的サブカルチャーの終焉と文化遺産化
- 「スタイルのスーパーマーケット」
- クール・ブリタニア - Wikipedia
-
-
演習I 第4回
文献紹介
ミュージアム見学会〔リヴェンジ〕
講義
- 「美大」とは?
- 美術学校 - Wikipedia/芸術大学 - Wikipedia
- 世界最古の美術学校:エコール・デ・ボザール - Wikipedia=徒弟制度から教育制度へ
- 参考:加島卓「美大論――専門教育の境界の融解」(遠藤知巳編『フラット・カルチャー―現代日本の社会学』(2010-11-05)
- 美術学校 - Wikipedia/芸術大学 - Wikipedia
日本の美術学校の歴史(戦前)
- 兵学寮図画科(1871〜)
- 師範学校(1872〜)
- 工部寮造家科(1873〜)
- 工部美術学校(1876〜1883)
- 京都府画学校(1880〜)
- 東京美術学校(1887〜)
- 現、東京藝術大学美術学部、沿革・歴史 | 東京藝術大学
- 1887 絵画(日本画)科、彫刻(木彫)科、美術工芸(金工・漆工)科
- 1892 +練金科
- 1895 +鍛金科
- 1896 +西洋画(1933に油画科)、図案科
- 1899 +塑造科
- 1907 +図画師範科
- 1914 +製版科(〜1923)
- 1915 +臨時写真科(〜1926)
- 1923 +建築科
- 絵画、彫刻、工芸、建築の4学科+師範科という体制へ
- 富山県工芸学校(1894〜):日本初の工芸学校。香川県工芸学校が続く。
- 現、高岡工芸高校、沿革の概要 – 富山県立高岡工芸高等学校
- 東京工業学校工業図案科(1900〜):のちに東美校の写真・製版科と一緒に東京高等工芸学校(1921〜)
- 女子美術学校(1901〜):東美校の女子ヴァージョンとして
- 東京帝国大学文学部美学講座(1893〜):美学講座のはじまり
- 現、東京大学文学部美学藝術学研究室、美学芸術学研究室 - 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科
- 現、東京大学美術史学研究室、美術史学研究室 - 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科
- 京大の美学講座〔現・文学部美学美術史専修〕は1910年(初代教授:深田康算)、同志社の文芸学専攻〔現・文学部美学芸術学科〕は1941年
- 京都高等工芸学校(1902〜)
- 現、京都工芸繊維大学工芸科学部、大学の歴史 | 京都工芸繊維大学
- 日本大学法文学部美学科(1922〜):はじめは理論系から、のちに制作系
- 文化裁縫女学校(1923〜):日本初の服飾教育
- 小西写真専門学校(1923〜)
- 帝国美術学校(1929〜)
芸術学特論2 第4回
講義
- 写真前史
- 穴/レンズと感光体
- 幾何学的遠近法(透視図法)とイリュージョン
- =二次元の画面上で、三次元(空間)を表す「さまざま」な仕方:一つではない
- 近代以前の日本における遠近の表し方=画面内での上下が奥行きとして読まれる
- 岸文和『江戸の遠近法―浮絵の視覚』
- ルネサンス期における「幾何学的遠近法」
- 「世界に開かれた窓」としての絵画=三次元空間というイリュージョン
- 遠近法と視覚中心主義:「デカルト的遠近法主義」
- マーティン・ジェイ『うつむく眼: 二〇世紀フランス思想における視覚の失墜 (叢書・ウニベルシタス 1073)』
- 様々な描画装置
- カメラ・オブスキュラ(「カメラ・オブスクラ」とも)
- カメラ・オブスキュラとは、ラテン語で「暗い部屋」という意味。暗い部屋に、小さな穴(ピンホール)から光が差し込むと、外の明るい世界が上下左右逆に映るという原理は紀元前から知られていた。
- 後にレンズを利用することによって、鮮明な像(イメージ)が得られることが知られるようになり、ヨーロッパでは、ルネサンス期以降、描画装置、科学的な観察装置として広く使われるようになり、また啓蒙主義時代(17c後半〜18c)の知のモデルともなった。
- ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜―視覚空間の変容とモダニティ (以文叢書)』
- 佐藤守弘「暗い部屋のなかの人工知能」(『S/N:S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら』)
- カメラ・オブスキュラに映る像を化学的な方法により定着させる技術が、写真術。
- 巨大カメラ・オブスキュラ
- The Magic Mirror of Life: An Appreciation of the Camera Obscura=カメラ・オブスキュラについての総合サイト(英語)
- 映像展示室と巨大レンズ | 植田正治写真美術館=鳥取県伯耆町にある植田正治写真美術館内。600mmのレンズで「逆さ大山」が見られる。
- 細馬宏通さんとカメラ・オブスキュラ:スミス記念堂のカメラ・オブスキュラ/彦根
- http://www.kokuyo-shop.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=4901480275864
- カメラ・オブスキュラの作り方→カメラ・オブスキュラの作り方 - 蒼猴軒日録β
- 大判カメラについて
- 幻燈の原理
美学芸術学実地演習I 第2回
事前講義関連資料リンク集
- About us | 京都dddギャラリー
- 古今烏丸 COCON KARASUMA
- 古今烏丸について | COCON KARASUMA:古今烏丸
- 1938年、京都丸紅ビル(後に大建ビル)として開業
- 戦後、GHQ/SCAPに接収され、西日本を統括するアメリカ陸軍第6軍、のちに第8軍第1軍団の司令部が置かれる
- 参考:占領期の京都について 地方の占領期 第3回「京都」 | GHQ.club
- 2004/21年、隈研吾により改修されCOCON KARASUMAに。
- 「FormSWISS」展
- フロアガイド | COCON KARASUMA:古今烏丸
- 丸山新:行動するデザインとは? - 多摩デザイン大学
- 出展作家
- Alfio Mazzei アルフィオ・マッツェイ http://alfiomazzei.com/
- Balmer Hählen バルマー・ヘレン https://www.balmerhahlen.ch/
- CCRZ シー・シー・アール・ゼット https://ccrz.ch/
- ECAL ローザンヌ州立美術大学 https://www.ecal.ch/fr/100/homepage
- Futur Neue フートゥル・ノイエ http://www.futurneue.cc/
- Gavillet & Cie ギャヴィエ&シ https://www.gavillet-cie.com/
- Hubertus Design フーベルトス・デザイン https://hubertus-design.ch/
- Jannuzzi Smith ヤヌッチ・スミス http://www.jannuzzismith.com/
- Kasper-Florio キャスパー・フロリオ http://kasper-florio.ch/
- Notter+Vigne ノッテル+ヴィーニュ http://www.notter-vigne.ch/
- Simone Cavadini シモーネ・カヴァディーニ http://simonecavadini.com/
- Studio Feixen スタジオ・フェイクセン https://www.studiofeixen.ch/
- SUPERO スーペロ https://supero.ch/
- Swiss Typefaces スイス・タイプフェイシズ https://www.swisstypefaces.com/
- Zurich University of the Arts チューリッヒ芸術大学 https://www.zhdk.ch/en/zurich-university-of-the-arts-1
- Form:会場で流れていたデザイナーたちへのインタビュー
- スイスのデザイン
- DNP京都太秦文化遺産ギャラリー
オフィス・アワー休止
本日のオフィス・アワーは、学会業務のため休止にします。
基礎演習 第3回
講義
- 「レジュメを切る」
- 第20回 レジュメ | 10分でわかるカタカナ語(三省堂編修所) | 三省堂 ことばのコラム
- 立教大学 大学教育開発・支援センター「レジュメの作り方(PDF)」
- 口頭発表(プレゼンテーション)について
- 原稿を用意する
- 時間の目安:発表分数×0.7(読む速度によって増減)×400字
- 5〜10分発表なら1400〜2800字程度
- 時間の目安:発表分数×0.7(読む速度によって増減)×400字
- プレゼンテーション・ソフトを使う
- 「スライド」とは?
- プレゼンテーションソフトウェア - Wikipedia
- PowerPoint
- Keynote
- スライド・ショー、PDF、HTMLなど
- スライド作り「メソッド」の数々
- 原稿を用意する
-
- 「記述」description
- 表象的な研究対象の場合、記述とは、「何を」「どのように」表しているのかを言語化することによって筆者の解釈に読者をいざなうこと
- 「記述」description
- 基礎演習での口頭発表について
- 研究したい(あるいは興味を持っている)対象を選ぶ
- それを丁寧に紹介する(=記述、言語化する)
- その対象の魅力/興味深い点を紹介する
- 作品タイトルの書き方
- 作者名《作品の題名》制作年、メディア、サイズ、現存地、所蔵者(出典)