佐藤守弘の講義情報

佐藤守弘(京都精華大学)の講義関係情報--芸術学/写真論/視覚文化論など


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院) 講演、特別講義など

前学期までの講義情報総合情報シラバス

第16回大正イマジュリィ学会全国大会

第9回国際シンポジウム

デザイン研究科FD研修 2018年度後期

大学院生のための資料調査法--デジタル・アーカイヴとの付き合い方

都市とポピュラー文化(プロジェクトワーク演習1)初日

都市とポピュラー文化

9/3(月) 山口崇洋〔やんツー〕先生(現代美術 / メディアアート
9/4(火) 鯖江秀樹 先生(美術史)
9/5(水) 竹宮惠子 先生(マンガ)
9/6(木) 小北光浩 先生(ファッション)
9/7(金) 大学院生による研究発表 島本浣 先生(美術史)

レポート課題

  • ポピュラー文化について、リレー講義で触れられた論点を踏まえた上で論ずる。
  • 京都精華大学の受講者の場合は以下を選択しても可
    • 自らの制作活動に関する発表内容を文章のかたちにまとめる(スライドを提出するのではなく、あくまでも「文章」でまとめて)。

都市とポピュラー文化(プロジェクトワーク演習1)初日

都市とポピュラー文化

  • 本講義では、都市とポピュラー文化の問題を、さまざまな視点から扱うことを目的とする。京都精華大学大学院の「プロジェクトワーク演習1」の受講生と横浜国立大学、あるいは一般の受講生の交流を通じて、皆で都市文化をどう考えるのかについて追求していきたい。また、京都精華大学の大学院生たちに自分の作品についての口頭発表をおこなってもらう。
  • 横浜、東京、京都、あるいはロンドンやパリなどの都市における視覚文化や聴覚文化を手がかりに、都市文化の諸問題や可能性について考えることを目標とする。さまざまな専門の講師によるリレー講義で、マンガ、音風景、ポピュラー音楽、ファッションなど、幅広い問題を扱っていく。

レポート課題

  • ポピュラー文化について、リレー講義で触れられた論点を踏まえた上で論ずる。
  • 京都精華大学の受講者の場合は以下を選択しても可
    • 自らの制作活動に関する発表内容を文章のかたちにまとめる。

表現ナビ(デザイン):レポート・リテラシー

講義

  • 自分/他人の作品を紹介する
    • 「作品」とその外部
      • 額縁、タイトル、キャプション、解説文、展覧会場、ギャラリー・トーク、カタログ
    • 作品とキャプション
    • 比喩としての作品タイトル
      1. 記述(換喩/提喩)タイプ
      2. メタファー(隠喩)タイプ
      3. 「無題」タイプ
    • メディアを記述する
      • 絵画=支持体+絵具 
        • 例:紙に水彩(水彩・紙)、絹本著色
      • 版画=版の技法
      • 印刷=刷りの技法
      • 写真=プリント技法
        • 例:ゼラティン・シルヴァー・プリント、ラムダ・プリント
      • 映像=記録メディア
        • 例:16mmフィルム、ヴィデオ
      • 立体/彫刻=素材(時に技法)
        • 例:ブロンズ、寄木造
      • 陶芸・漆芸=技法+器形(これがタイトルになることも)
        • 例:青磁平皿、蒔絵手箱
      • テキスタイル=技法+素材
        • 例:型染・綿・反応性染料、綴織・綿糸・ウール紙
      • その他
    • サイズを記述する
      • 縦x横(あるいは径)x高
  • 作品を記述することとは?
    • 作品の内容と形式=「何」を「どのよう」に表しているか
      • 内容=描写対象、被写体、物語、思想、機能など
      • 形式=形態、色、構図、構成、メディア、使う道具など
      • マット・マドン『コミック 文体練習

第130回懐徳堂秋季講座

イントロダクション

講演

  • 「関西の風景・音楽・身体―幕末から昭和まで」
    • 佐藤守弘:ピクチャリング・キョウト―都市と視覚文化
    • はじめに:「トポグラフィ」とは?
      • 佐藤守弘『トポグラフィの日本近代―江戸泥絵・横浜写真・芸術写真 (視覚文化叢書)
      • 心象地理=なじみ深い「自分たち」の空間と、その自分たちの空間の彼方にひろがるなじみのない「彼ら」の空間とを心のなかで名付け区別する実践(サイードオリエンタリズム』)
      • 風景=ヨーロッパ近代において成立し、その覇権の伸張とともに世界中に広がったもので、幾何学的遠近法をベースとして、自己(主体)と環境(客体/他者)を視覚的に媒介する表象=意味付けのシステム
      • 名所から風景へ
        • 「風景の発見」(柄谷行人日本近代文学の起源 (講談社文芸文庫)』)
          • 名所絵の見たもの=「実朝も芭蕉もけっして『風景』をみたのではない。彼らにとって、風景は言葉であり、過去の文学にほかならなかった」
          • 「風景がいったん成立すると、その起源は忘れさられる・・・それは、はじめから外的に存在する客観物のようにみえる。ところが、客観物なるものは、むしろ風景のなかで成立したのである。主観あるいは自己もまた同様である。主観(主体)・客観(客体)という認識論的な場は、「風景」において成立したのである。つまりはじめからあるのではなく、「風景」のなかで派生してきたのだ」

都市とポピュラー文化(プロジェクトワーク演習1) 最終日

レポート課題

  • 都市と視覚/聴覚文化の関係について、リレー講義で触れられた論点を踏まえた上で論ずる。
  • 京都精華大学の受講者の場合は以下を選択しても可
    • 自らの制作活動に関する発表内容を文章のかたちにまとめる。

都市とポピュラー文化(プロジェクトワーク演習1)2日目

  • マスメディアにおける都市表象(担当:佐藤守弘)
      • 「異国的な街・横浜」という言説の重層性
        1. 日本の他の場所から見た異国的な横浜
        2. 自ら異国と表象する横浜
        3. 欧米から見た異国的な横浜
    • 風景とトポグラフィ
      • オリエンタリズムと視覚的イメージ
        • 非西洋へのまなざし:非対称の視線
        • オリエンタリズム=ヨーロッパのオリエントに対する支配的言説の様式
          • オリエントは…ヨーロッパ人の心のもっとも奥深いところから繰り返したち現れる他者イメージでもあった。そのうえオリエントは、ヨーロッパ(つまり西洋)がみずからを、オリエントと対照をなすイメージ、観念、人格、経験を有するものとして規定するうえで役だった(E・サイードオリエンタリズム 上 (平凡社ライブラリー)』)。

都市とポピュラー文化(プロジェクトワーク演習1)初日

都市とポピュラー文化

  • 本講義では、都市とポピュラー文化の問題を、さまざまな視点から扱うことを目的とする。京都精華大学大学院の「プロジェクトワーク演習1」の受講生と横浜国立大学、あるいは一般の受講生の交流を通じて、皆で都市文化をどう考えるのかについて追求していきたい。また、京都精華大学の大学院生たちに自分の作品についての口頭発表をおこなってもらう。
  • 横浜、東京、京都、あるいはロンドンやパリなどの都市における視覚文化や聴覚文化を手がかりに、都市文化の諸問題や可能性について考えることを目標とする。さまざまな専門の講師によるリレー講義で、マスメディア、マンガ、音風景、ポピュラー音楽など、幅広い問題を扱っていく。

レポート課題

  • 都市と視覚/聴覚文化の関係について、リレー講義で触れられた論点を踏まえた上で論ずる。
    • 引用元、情報の出典、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(下記の字数には含めない)
    • A4用紙横書き(ワープロを推奨)
    • 字数:2000〜3000字
  • 締切り:10月2日(金)午後5時
  • 提出方法

表現ナビ(デザイン):レポート・リテラシー

講義

  • 自分/他人の作品を紹介する
    • 「作品」とその外部
      • 額縁、タイトル、キャプション、解説文、展覧会場、ギャラリー・トーク、カタログ
    • 作品とキャプション
    • 比喩としての作品タイトル
      1. 記述(換喩/提喩)タイプ
      2. メタファー(隠喩)タイプ
      3. 「無題」タイプ
    • メディアを記述する
      • 絵画=支持体+絵具 
        • 例:紙に水彩(水彩・紙)、絹本著色
      • 版画=版の技法
      • 印刷=刷りの技法
      • 写真=プリント技法
        • 例:ゼラティン・シルヴァー・プリント、ラムダ・プリント
      • 映像=記録メディア
        • 例:16mmフィルム、ヴィデオ
      • 立体/彫刻=素材(時に技法)
        • 例:ブロンズ、寄木造
      • 陶芸・漆芸=技法+器形(これがタイトルになることも)
        • 例:青磁平皿、蒔絵手箱
      • テキスタイル=技法+素材
        • 例:型染・綿・反応性染料、綴織・綿糸・ウール紙
      • その他
    • サイズを記述する
      • 縦x横(あるいは径)x高
  • 作品を記述することとは?
    • 作品の内容と形式=「何」を「どのよう」に表しているか
      • 内容=描写対象、被写体、物語、思想、機能など
      • 形式=形態、色、構図、構成、メディア、使う道具など
      • マット・マドン『コミック 文体練習

表現ナビ(デザイン)

藝術学舎(大阪) 2日目

講義概要

  • <2日目講座概要>
    • 二日目は、まず京都を事例として都市と文化の多様性を考えます。さらに1920年代の考現学、1980年代の路上観察が、「採集」という行為を通して都市にどのように切り込んでいたかを紹介した上で、痕跡と想像力という「考古学」的問題を考えてみたいと思います。

講義の流れ

    1. 9:30〜10:50 なのにあなたは京都へゆくの――「古都」のサブカルチャー〔担当講師: 佐藤 守弘〕
    2. 11:00〜12:20 都市と路上――考現学路上観察〔担当講師: 佐藤 守弘〕
    3. 13:20〜14:40 都市の皮膚への介入――ポスター、グラフィティ、ヴァンダリズム〔担当講師: 荏開津 広・佐藤 守弘〕
    4. 14:50〜16:10 痕跡と推論――路上の考古学〔担当講師: 荏開津 広・佐藤 守弘〕

1講時

2講時

  • 都市と路上――考現学路上観察
    • 超芸術トマソン赤瀬川原平
    • 路上観察学会(1986年)
    • 考現学
      • 今和次郎&吉田謙吉を中心とした都市の細部、痕跡を「採集」する行為
      • 今和次郎の民家研究と採集
      • 「建築外の建築」
        • 「このような建築外の建築――人間がそのいる場所に、無意識のうちに築いている、いろいろな跡、すなわちいろいろなものをとり散らかしている有様そのまま――に厳密な態度で注意を突進めると、人間の動作の源泉の真理を考えることになる(「土間の研究図」)
      • 建築への「空間」的視座
      • バラック装飾社
      • 考現学採集
        • 「動物学者や植物学者が動物や植物に対してもつ態度と、われわれがわれわれの対象たる文化人に向けるのと変わりがないのである。考古学の態度と照らしてみると、それは遺物遺跡にたいする心境である。街のショーウィンドーの品物を歴史博物館の陳列品と同列に見るのである」。
        • 「東京銀座街風俗記録」(1925年)
  • モノと人間:物質文化論
    • 物質文化を研究する目的のためには、あらゆる人工物が、私たちが伝統的に美術作品に適用してきた類の視覚的分析の有効な対象となる。そうした分析の目標は、人工物の作成に潜む精神のパターンを発見することにある。こうしたパターンは、しばしば――実際のところ普通に――隠喩的な性質を持つ。人工物は、人間の条件の諸側面――存在、活動、関係、欲求、恐怖、希望の諸状態――の隠喩であり、それらを具体化していることもある。それらの隠喩は、作成者が個人であれ、集団的(社会)であれ、言語化するほど認識していない、もし気づいていたとしても大っぴらに表現することをためらうような所信を反映している時、もっとも有効に精神のパターンを現出する。
    • ある時代の家具の種類や数量、それらの部屋への出現などには、人間の振る舞い方や人間どうしの関係、さらには「もの」と人間の関係があらわれてくる。
    • ある文化の家具の歴史は家具の歴史は、その文化の身体の歴史を素描する。もちろん、家具のみならず「身体」に関する諸道具の歴史は、それぞれの道具の「身体」への関係の仕方によって、異なる身体の歴史を描いているものである。
    • 「身体」(についての認識)が、決して言語によって思考されることのないまま「もの」において変わりはじめた。

3講時

4講時

藝術学舎(大阪) 1日目

講義概要

    • 本講座の目標は、都市における諸文化――視覚的、聴覚的、物質的――を「路上(ストリート)」をキー概念として読み解くところにあります。一つ目の問題は、路上のサブカルチャーはどのような戦術をもって都市と関わるのかということ。二つ目の問題は、路上の細部をスケッチや写真で蒐集する行為は都市の何を発掘しようとしているのかということ。この二つの問題からけっして単一の、統一された都市イメージには回収されえない都市の多義性を探っていきたいと考えています。
    • <1日目講座概要>
      • 初日は、60年代以降のストリート・カルチャーにおけるスタイル、音楽、行動という実践を手がかりに、都市における文化の多様性を探ります。戦後に登場する若者文化、映像や音の複製技術の進展がどのように都市と関わっていくのかを、芸術学、人類学などにおける文化・社会理論を参照しつつ検証します。
  • 講義の流れ
    1. 11:00〜12:20 文化とは?――サブカルチャーと文化論的転回 〔担当講師: 佐藤 守弘〕
    2. 13:20〜14:40 We are Mods!――都市とストリート・トライブ〔担当講師: 佐藤 守弘〕
    3. 14:50〜16:10 ストリートの戦術――流用とブリコラージュ〔担当講師: 佐藤 守弘〕
    4. 16:20〜17:00 ダブ、ブレイク・ビーツ、リミックス――複製技術時代の文化〔担当講師: 荏開津 広・佐藤 守弘〕

1講時

2講時

3講時

4講時

表現ナビ(マンガ) 「表現論」

可能性の空間124

  • 〈建築〉の外へ ― 路上・ヴァナキュラー・物質文化
    • 建築研究者であり、「考現学」を唱導した今和次郎(1988〜1973)は、「人間がそのいる場所に、無意識のうちに築いている、いろいろな跡、すなわちいろいろなものをとり散らかしている有様そのまま」を「建築外の建築」と呼び、それに注意を向けることは「人間の動作の源泉の真理」を考えることにつながると述べました。デザイン/建築を、作者により完成された作品として扱うのではなく、それがどのように使われ、どのように作者の意図から離れたところで改変されていくのか。本講では、路上、物質文化論、ヴァナキュラー文化をキー概念として、都市空間における視覚/物質文化の多様性を考えていきたいと思っています。

参考文献+ウェブサイト


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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