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- フランス土産咄
風景論広い意味での風景=トポグラフィと狭い意味での風景狭い意味での風景とは、ヨーロッパ近代において成立し、その覇権の伸張とともに世界中に広がったもので、幾何学的遠近法をベースとして、自己(主体)と環境(客体/他者)を視覚的に媒介する表象=意味付けのシステム。遠近法とその主体
名所から風景へ「風景の発見」(柄谷行人『日本近代文学の起源 (講談社文芸文庫)』)「文化的な媒体としての風景は、イデオロギーにも似た二重の役割を果たす。〔両者とも〕文化的、社会的に構築されたものを自然化する〔あたかも自然にできたもののように見せかける〕」(W・J・T・ミッチェル→Topography - 蒼猴軒日録)
心象地理(Imaginative Geography)=サイード『オリエンタリズム 上 (平凡社ライブラリー)』風景のオルタナティヴ=場所への「刻印」/場所からの「転地」