予定
- コンテクストと意味
- ある文化の参加者こそが、人やモノや出来事に意味を与えるのである。モノは「それ自身の中」に、単一の、固定した、不変の意味を具えることは、あったとしてもほとんどない。石のように明白に見えるものでも、それは石であったり、境界のしるしであったり、彫刻であったりするであろう。それは、それが何を意味するのか、すなわち、ある特定の使用のコンテクスト、哲学者がさまざまな「言語ゲーム」(つまり境界線の言語、彫刻の言語など)と呼ぶものに依る。私たちがものを使うこと、私たちがものについて語り、考え、感じること――私たちがものを表象すること――こそが、私たちがものに意味を与えるということなのである。部分的には、私たちはモノ、人、出来事に、私たち自身の解釈の枠組みによって、意味を与える。部分的には、私たちがものを使う仕方、私たち自身の日常生活の実践の中にそれらを取り込む仕方によって、意味を与える。私たちが大量のレンガ、モルタルを使うことによって「家」ができる。そして、それについて私たちが感じ、考え、語ることによって「家」は「家庭」となるのである。部分的には、私たちがものをどのように表象するかによって、ものに意味を与える――使う言葉、語る物語、作るイメージ、引き出される情動、それらを分類し、概念化する仕方、それらに与える価値によって。(S・ホール、http://homepage.mac.com/morihiro1966/hall/representation.htm)
- 百貨店の誕生
- パサージュとマガザン・ド・ヌーヴォーテ→スペクタクルとしての商品
- 世界初の百貨店、ボン・マルシェ=「現代商業のカテドラル」(ゾラ)
- 薄利多売、現金正価、入店自由、返品可
- 観光旅行の歴史
- 関連年表
- 1753 大英博物館開館
- 1791 ベンサム、パノプティコンを考案
- 1793 ルーヴル美術館開館
- 1794 バーカー、レスター・スクウェアにパノラマ館を開く
- 1798 パリ産業博覧会
- 1811 tourismの語の初出
- 1822 この頃からパサージュが次々と建造される
- 1839 ダゲールによる写真の発明が科学アカデミーで公表
- 1841 トーマス・クック、最初のマス・トゥーリズムを企画
- 1842 イギリスにおいて鉄道の統合
- 1843 パリ=オルレアン間の鉄道開通
- 1849 ブリュースター、ステレオスコープを開発
- 1851 ロンドン万国博覧会
- 1852 パリにてボン・マルシェ開店
- 1853 オースマンのパリ大改造(〜70)
- 1863 クック、パリ、スイスへのパック旅行を企画
- 1867 パリ万国博覧会
- 1889 パリ万国博覧会(エッフェル塔)
- 1895 リュミエール、シネマトグラフ初上映
- 1896 第一回近代オリンピック開催