第7回

講義

  • 写真と日本
    • 「写真」と「photography」

【寫眞】シャシン

    • 一,實相をうつす。
      • 〔顔氏家訓、雜藝〕畫繪工之工,亦為妙,自古多士多或能之,吾家、常有梁元帝手畫蝉雀白團扇及馬圖,亦難及也,武烈太子,偏能寫眞,坐上賓客,随宜點染即成。
      • 杜甫,丹青引贈曹將軍覇〕將軍善畫蓋有神,必逢佳士亦寫眞
    • 二,人の繪姿。肖像畫。似顔。
      • 白居易,自題寫眞詩〕我貌不自識,李放寫我眞
    • 三,物の實像を光の化學作用を利用して,紙其の他のものに再現させたもの。寫眞器で形像を乾板に撮影し,現像・定着の諸操作を経て得た陰畫原板から,種々の方法で燒付けた陽畫。
        • 諸橋轍次『大漢和辭典・修訂版』巻三(大修館書店)より
    • 年表
      • 1848 上野俊之丞、写真器具を輸入→薩摩藩島津斉彬が購入。
      • 1854 ペリー提督再来航=従軍写真師、エリファレット・ブラウン・ジュニア、日本人を撮る
      • 1857 島津斉彬のチーム、写真撮影に成功
      • 1862 長崎:上野彦馬、写場を開く(オランダ人医師ポンペ、フランス人写真家ロシエに師事)/横浜:下岡蓮杖、写場を開くアメリカ人ジョン・ウィルソンに師事)
      • 1863頃 フェリックス・ベアト、横浜に来航(67年頃から「横浜写真アルバム」を販売)

日本の写真史に関する参考文献


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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