レポート課題
- 任意のイメージを一点採り上げ、それが何をどのように表しているのかを記述した上で、そのイメージの魅力あるいは批判すべき点について論述する。。
- 引用元、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(下記の字数には含めない)
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- 字数:1200〜2000字
- 形式:A4用紙縦使い、横書き、ワープロ推奨、ホッチキスは左上とめ
- 取り上げたイメージを、必ずコピー(白黒でも可)、あるいは印刷してレポートに添付すること。
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- 提出期間:7月25日(月)〜7月29日(金)
- 受付時間:10:00〜17:00 ※締切厳守
- 提出場所: 流渓館2F 会議室
- レポートの提出締切は厳守してください。提出遅れのレポートは受け付けられません。
- レポート提出票の付け間違いや科目名等の誤記がないよう十分に留意してください。
- 提出期間:7月25日(月)〜7月29日(金)
イヴェント告知
たとえば、京都が〈古都〉であるという〈イメージ〉が、いつ、どのようなメディアを通じて〈生み出された〉のかをご存じですか?
江戸泥絵、横浜写真、雑誌メディアの写真図版、芸術写真。これまで美術史や写真史の周縁に置かれてきた一連の「トポグラフィ=場所を描く視覚表象」。佐藤守弘氏の近著『トポグラフィの日本近代』は、それらが同時代のひとびとに手軽に楽しまれた「風景」であったと同時に――おそらくその発信者にも受信者にも明確に意識されることのないままに――武士階級への帰属意識、オリエンタリズム、国民国家の形成、軍国化といった政治戦略の一翼を担うイメージ群としても機能していたことを緻密な資料分析を通じて明らかにする。
今日、私たちが手に取ったり思い描いたりするさまざまな「風景のイメージ」は、いつ、どのような意図で、どのようなメディアを通じて〈構築〉され、当たり前のものとして流通するようになったのか。またそれらは、どの程度まで私たちのものの見方や考え方を規定し、特定/不特定の場所に対して私たちが抱く、憧れ・親しみ・郷愁・嫌悪といった感情にまで入り込んでいるのか。本レクチャーでは著者である佐藤守弘氏をお迎えし、聞き手・参加者の皆様とともにこうした問題を議論していきたいと思います。
トポグラフィの日本近代―江戸泥絵・横浜写真・芸術写真 (視覚文化叢書)
- 作者: 佐藤守弘
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 単行本
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講義
- 映画『パリ、テキサス [DVD]』における視線のゲーム
- 監視と視線の内面化
- パノプティコン(一望監視装置)=J・ベンサムが発案した監獄
- 中央の監視塔は鎧戸になっている→囚人からすると、看守がいるかいないかは分からない。
- つねに監視されている心理状態になる/自らが自らの看守となる→視線の内面化
- 参考資料:ミシェル・フーコー『監獄の誕生 ― 監視と処罰』
- パノプティコン(一望監視装置)=J・ベンサムが発案した監獄
今週の一曲
- Diana Ross & The Supremes, "You Can't Hurry Love(日本語題「恋はあせらず」)" (Supremes A' Go-Go所収)