講義
-
-
- ライアン・アブドゥラ、ローゲル・ヒュープナー『SIGN,ICON and PICTOGRAM―記号のデザイン』
- ピクトグラム&コミュニケーション
- 内海慶一『ピクトさんの本』(http://ww35.tiki.ne.jp/~picto/home/home.hhttp://d.hatena.ne.jp/satow_morihiro/edit?date=20120613tml)
- 『[ airport ](ピクトグラムを使ったアニメーション)』
-
- 眼差し/視線と監視
- 観者を見つめるイメージ
- 観者にはたらきかける「まなざし」
- 絵画のなかのまなざしの往還:ティントレット《スザンナの水浴》におけるまなざし
- 「ジェンダー」とまなざし
- ジェンダー=社会的、文化的に定められた性差(男らしさ/女らしさなど):生物学的な性差(セックス)とは区別される。
- 男性優位のジェンダー構成においては、男性は見る主体であり、女性は見られる対象となる。
- 視線の主体である男性は、「見る」という行為によって女性という「他者」を性格づける。
- 男性(主体)は、女性(他者)に付与したそれぞれの性格(受動的、露出、イメージ、感情、神秘、自然…)の反対語(能動的、窃視、言語、理性、好奇心、文化…)を自らに付与する。
- 「主体」とは先験的に存在する物ではなく、「他者」との関係の網目のうちに構築される物である。
- 「男は行動し、女は見られる。男は女を見る。女は見られている自分自身を見る。これは男女間の関係を決定するばかりでなく、女性の自分自身に対する関係をも決定してしまうだろう。彼女の中の観察者は男であった。そして被観察者は女であった。彼女は自分自身を対象に転化させる。それも視覚の対象にである。つまりそこで彼女は光景となる」(ジョン・バージャー『イメージ Ways of Seeing―視覚とメディア (パルコ・ピクチャーバックス)』)。
- 観者を見つめるイメージ
今週の一曲
- De La Soul, "Say No Go" (1989年、スリー・フィート・ハイ・アンド・ライジング +14収録)
- ヒップ・ホップ:複製と引用
- Say No Go - Wikipedia
- ブレイク・ビーツとサンプリング→受容者による作品制作
- おまけ:スチャダラパー
-
- 参考文献