都市とポピュラー文化(プロジェクトワーク演習1)二日目

講義

  • マスメディアにおける都市表象(担当:佐藤守弘)
    • 都市とトポグラフィ
      • トポグラフィと視覚文化
      • 名所から風景へ
        • 「風景の発見」(柄谷行人日本近代文学の起源 (講談社文芸文庫)』)
          • 名所絵の見たもの=「実朝も芭蕉もけっして『風景』をみたのではない。彼らにとって、風景は言葉であり、過去の文学にほかならなかった」
          • 「風景がいったん成立すると、その起源は忘れさられる・・・それは、はじめから外的に存在する客観物のようにみえる。ところが、客観物なるものは、むしろ風景のなかで成立したのである。主観あるいは自己もまた同様である。主観(主体)・客観(客体)という認識論的な場は、「風景」において成立したのである。つまりはじめからあるのではなく、「風景」のなかで派生してきたのだ」
      • 風景写真と「観光」
      • オリエンタリズムと視覚的イメージ
        • 非西洋へのまなざし:非対称の視線
        • オリエンタリズム=ヨーロッパのオリエントに対する支配的言説の様式
          • オリエントは…ヨーロッパ人の心のもっとも奥深いところから繰り返したち現れる他者イメージでもあった。そのうえオリエントは、ヨーロッパ(つまり西洋)がみずからを、オリエントと対照をなすイメージ、観念、人格、経験を有するものとして規定するうえで役だった(E・サイードオリエンタリズム 上 (平凡社ライブラリー)』)。

https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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