第3回

講義

  • 視覚文化論とは? ――記号/表象/文化
    • 視覚文化 Visual Culture
    • 聴覚文化 Auditory Culture
    • 物質文化 Material Culture
  • 文化論的転回(カルチュラル・ターン)
    • 「文化」の定義
      • 古典的定義
      • 人類学的定義
      • 「意味の共有」
        • コンテクスト(context)=文脈の重要性


芸術学2 第2回

講義

  • 「芸術/アート」とはなにか?
    • げい‐じゅつ【芸術】:『広辞苑』の定義
      1. 後漢書孝安帝紀]技芸と学術。
      2. (art) 一定の材料・技術・様式を駆使して、美的価値を創造・表現しようとする人間の活動およびその所産。造形芸術(彫刻・絵画・建築など)・表情芸術(舞踊・演劇など)・音響芸術(音楽)・言語芸術(詩・小説・戯曲など)、また時間芸術と空間芸術など、視点に応じて種々に分類される。
    • 一般的/古典的な「芸術」に関する定義=「芸術とは、剽窃であってはならない。つまりそれは、だれかある個人が、自分の手でつくったものであり、しかも過去にすでにあるものを模倣したり剽窃したりするのではなく、かれの「独創」によるものでなくてはならない。そのような意味で、芸術とは「創造」なのである。こうして創造された作品は、たんなる器具のような有用性に意味がある品物ではなく、とりわけ便器のような卑俗な、さらには不道徳なものであってはならない。作品は、独創において他からくっきりと際だたせられた一個の自立的な存在として、それ自体に固有の意味と価値をもち、またその価値において、これを鑑賞する者の教養や趣味の陶冶をつうじて、あるべき人間性と道徳をたかめるものでなければならない(西村清和『現代アートの哲学』)」。←これって今でも有効か?
    • 「価値的」用法と「記述的」用法
    • 「art」の用法の歴史
    • 誰が「芸術/アート」を定義するのか
  • 日本における「美術」の成立
    • 「書画」から美術へ
    • 美術館と美術
    • 制度としての美術教育

https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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