レポート課題
- レポート課題:任意の視覚的イメージを一点選び、それが何をどのように表しているのかを記述した上で、講義内容(複製技術論、オリジナルとコピーの問題など)を踏まえた上で論ずる。
- 取り上げるイメージは、いわゆる「美術」に限るものではない。写真、映画、雑誌のレイアウト、広告など、幅広い視覚文化から選ぶ。
- 字数:本文1600〜2000字(参考文献表、註などをのぞく)
- 形式:A4用紙縦使い、横書き、ワープロ推奨ホッチキスは左上
- 選んだイメージを必ず添付すること(モノクロ・コピー、あるいは印刷)
- 引用元、情報の出典、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(上記の字数には含めない)
- 記述の仕方、文献情報のつけ方については、講師制作の「学術論文の書き方(佐藤守弘)」 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/b-monkey/howto.html を参照のこと。
講義
- ミニアチュールとしての鉄道写真
- 鉄道的視覚の登場
- ヴォルフガンク・シヴェルブシュ『鉄道旅行の歴史―19世紀における空間と時間の工業化』
- 鉄道写真の発生
- 日本と鉄道
- 鉄のネットワーク
- 「国土」と植民地
- 鉄道国有化と鉄道的想像力
- 縮減模型論(クロード・レヴィ=ストロース『野生の思考』
- 佐藤守弘「鉄道写真蒐集の欲望――20世紀初頭の日本における鉄道の視覚文化」『京都精華大学紀要』第39号、京都精華大学、2011年 9月、49-72→PDFダウンロード
- 鉄道的視覚の登場