補足
レポート課題
- 任意のイメージ(絵画、写真、イラスト、マンガなどの静止画)を一点採り上げ、そのイメージの魅力について論述する。
- マンガ、絵本などは、本全体を扱うのではなく、最大見開き1ページまで(ひと目で見られるまでの範囲)を分析すること。
- 引用元、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(下記の文字数には含めない)。
- A4用紙縦使い、横書き。
ホッチキスは左上とめ。採り上げたイメージを、必ずコピー(白黒でも可)、あるいは印刷してレポートに添付すること。
- 作品を記述することとは?
- 作品の内容と形式=「何」を「どのよう」に表しているか
- 内容=描写対象、被写体、物語、思想、機能など
- 形式=形態、色、構図、構成、メディア、使う道具など
- マット・マドン『コミック 文体練習』
- 作品の内容と形式=「何」を「どのよう」に表しているか
講義
- 文化生産の変容:複製技術と作者性
- 「レゲエ」という音楽の特異性
- ダブという手法
- ジャマイカの音楽産業と「ヴァージョン(カラオケ)」
- MTR〔マルチ・トラック・レコーディング〕の仕組み
- ダブの例
- オリジナル・リリース+「ヴァージョン」:YouTube
- キング・タビーによるダブ:https://www.youtube.com/watch?v=Dnda5JqHTmM
- ドクター・アリマンタドによるDJ:https://www.youtube.com/watch?v=iqOFXy3rkDc
- オリジナリティと流用=二次的な制作
- 散漫な聴取と空間性
- 音楽を聴く/絵画を観る姿勢の近代性
- 精神集中/視覚性 vs くつろぎ/触覚性
- ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』
- イギリスにおける展開:パンク、テクノ、ヒップ・ホップとの遭遇