芸術学2:講義概要

    • 月曜日2講時
  • 履修年次:芸術/デザイン/マンガ/ポピュラーカルチャー学部1年次〜

講義の目的

  • 近代社会の中での芸術・デザイン・音楽 
    • 本講義では、近代における「芸術」という制度の成立や「デザイン」という概念の誕生、その変容を幅広く見ていくことによって、芸術と近代社会・文化との関わりを再考する。絵画、彫刻、デザイン、さらには音楽における近代主義モダニズム)の確立と変容を通じて、私たちが今日受容している「芸術」というものがどのような歴史的、思想的プロセスを経て成立してきたのかを問いたい。このようなプロセスに関する知識を得ることで、受講生自らが学んでいる文化制作を相対化することを目標とする。  

講義の進め方

  1. イントロダクション--芸術と近代性
  2. 西洋絵画における近代性
  3. モダニズム絵画--「主体」と「表現」の神話
  4. 音楽における近代性--モダン・ジャズを中心に
  5. デザイン・ファッション・建築におけるモダニズム
  6. 制度としての「美術」
  7. 国家と美術--日本の近代1
  8. 美術制度の確立--日本の近代2
  9. 現代アートポストモダン
  10. 芸術の生産/流通/消費
  11. 複製技術と芸術
  12. 「流用」と芸術
  13. コレクションと展示
  14. 美術館の政治学
  15. まとめ 

評価基準

出席40%、期末レポート60%


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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