講義
- 絵画の近代
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- 絵画における「モダニズム」とは?
- 「〔19世紀以来の近代資本主義の文化的表現〕では、制度や慣習がどうであれ、私は自分をこのように表現するという、近代的な主体の表現としての芸術が目指される。〔…〕それにあたって、〔…〕絵画は絵画に固有のランゲージ、音楽は音楽に固有のランゲージへと、自己批判を通じて自己純化をしていけばいい〔…その結果〕一方には、芸術家というハダカの主体、他方には絵画でいえば平面の上での色とかたち、音楽でいえば時間の中での音の組織の展開だけが残る。(浅田彰「ポストモダン・アート」、『ur』No.2, ペヨトル工房、1990)
- 18世紀末のロマン派 古典古代を模倣するのではなく、自らに固有の芸術を創造する。
- →芸術の自律性=宗教や政治とは区別された自立した領域。
- 19世紀末から20世紀にかけてのモダニズム
- クレメント・グリーンバーグの理論
- 自己=批判としてのモダニズム
- 各々のメディアに独自なものを追求(純粋主義)→色と形
- 「絵画」に独自なもの=支持体に不可避の平面(フラット)性
- 「三次元空間のイリュージョン」の否定
- 自己=批判としてのモダニズム
- 絵画における「モダニズム」とは?
今週の一曲
- アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ「モーニン」
- YouTube
- ハード・バップ/ファンキー・ジャズ
- モーニン - Wikipedia