芸術学2 第4回

講義

    • 絵画における「モダニズム」とは?
      • 「〔19世紀以来の近代資本主義の文化的表現〕では、制度や慣習がどうであれ、私は自分をこのように表現するという、近代的な主体の表現としての芸術が目指される。〔…〕それにあたって、〔…〕絵画は絵画に固有のランゲージ、音楽は音楽に固有のランゲージへと、自己批判を通じて自己純化をしていけばいい〔…その結果〕一方には、芸術家というハダカの主体、他方には絵画でいえば平面の上での色とかたち、音楽でいえば時間の中での音の組織の展開だけが残る。(浅田彰ポストモダン・アート」、『ur』No.2, ペヨトル工房、1990)
      • 18世紀末のロマン派 古典古代を模倣するのではなく、自らに固有の芸術を創造する。
        • →芸術の自律性=宗教や政治とは区別された自立した領域。
      • 19世紀末から20世紀にかけてのモダニズム
        • 独創的な芸術家、つまり天才は、その創造の力において、他のものに先んじて未来を予測し、切り開く
        • 「進歩する美術」=進化論(社会的ダーウィニズム)的な考え方
      • クレメント・グリーンバーグの理論

今週の一曲


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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