芸術学2 最終回

アンケート

レポート課題

  • レポート課題:興味のある視覚的イメージを一点選び、それが何をどのように表しているのかを記述した上で、そのイメージの面白さ/魅力について論ずる。
    • 取り上げるイメージは、いわゆる「美術」に限るものではない。写真、雑誌のレイアウト、広告など、幅広い視覚文化から選ぶ。
  • 字数:本文1200〜1600字(参考文献表、註などをのぞく)
  • 形式:A4用紙縦使い、横書き、ワープロ推奨、ホッチキスは左上
  • 選んだイメージを必ず添付すること(モノクロ・コピー、あるいは印刷)
  • 引用元、情報の出典、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(上記の字数には含めない)

記述の仕方、文献情報のつけ方については、講師制作の「学術論文の書き方(佐藤守弘)」 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/b-monkey/howto.html を参照のこと。

  • 自分/他人の作品を紹介する
    • 「作品」とその外部
      • 額縁、タイトル、キャプション、解説文、展覧会場、ギャラリー・トーク、カタログ
    • 作品とキャプション
    • 比喩としての作品タイトル
      1. 記述(換喩/提喩)タイプ
      2. メタファー(隠喩)タイプ
      3. 「無題」タイプ
    • メディアを記述する
      • 絵画=支持体+絵具 
        • 例:紙に水彩(水彩・紙)、絹本著色
      • 版画=版の技法
      • 印刷=刷りの技法
      • 写真=プリント技法
        • 例:ゼラティン・シルヴァー・プリント、ラムダ・プリント
      • 映像=記録メディア
        • 例:16mmフィルム、ヴィデオ
      • 立体/彫刻=素材(時に技法)
        • 例:ブロンズ、寄木造
      • 陶芸・漆芸=技法+器形(これがタイトルになることも)
        • 例:青磁平皿、蒔絵手箱
      • テキスタイル=技法+素材
        • 例:型染・綿・反応性染料、綴織・綿糸・ウール紙
      • その他
    • サイズを記述する
      • 縦x横(あるいは径)x高
  • 作品を記述することとは?
    • 作品の内容と形式=「何」を「どのよう」に表しているか
      • 内容=描写対象、被写体、物語、思想、機能など
      • 形式=形態、色、構図、構成、メディア、使う道具など
      • マット・マドン『コミック 文体練習

https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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