講義
- 言語論的転回(Linguistic Turn)、文化論転回(Cultural Turn)以降の諸研究
- テクスト=テクスト研究:文学研究から
- イメージ=視覚文化(Visual Culture)論:美術史、文化社会学から
- J・A・ウォーカー&S・チャップリン『ヴィジュアル・カルチャー入門―美術史を超えるための方法論』
- モノ=物質文化(Material Culture)論:考古学、人類学から
- 音=聴覚文化(Auditory Culture)論:音楽学から
- 文化と「モノ」
- 『美術フォーラム21』20号(特集:物質性/マテリアリティの可能性〔ゲスト編集:ジョルダン・サンド、佐藤守弘〕)
- ヘンリー・スミス(コロンビア大学教授、日本史)=Henry Smith's Home Page
- OBJECTS AND IMAGES: EXPLORING VISUAL AND MATERIAL CULTURE IN JAPAN: A Symposium Honoring the Work of Henry Smith →シンポジウム:「モノとイメージ」 - 蒼猴軒日録
- "Each of the presenters was asked to select a single object or image and analyze it in detail ― physically, historically, and symbolically ― to suggest what it offers for new directions in the study of visual and material culture in Japan. One of the central themes of the symposium lies in the relationship between the visual and the material, since no image or object can exist without both."
- Impressions 30 (2009) Contents("BRIDGING VISUAL AND MATERIAL CULTURE IN JAPAN: Essays in honor of Henry DeWitt Smith II")
- 多木浩二『「もの」の詩学―ルイ十四世からヒトラーまで (岩波現代選書 (102))』(『「もの」の詩学―ルイ十四世からヒトラーまで (岩波現代選書 (102))]』)
- 「プロブレマティックとしての『もの』」
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- ある時代の家具の種類や数量、それらの部屋への出現などには、人間の振る舞い方や人間どうしの関係、さらには「もの」と人間の関係があらわれてくる。
- ある文化の家具の歴史は家具の歴史は、その文化の身体の歴史を素描する。もちろん、家具のみならず「身体」に関する諸道具の歴史は、それぞれの道具の「身体」への関係の仕方によって、異なる身体の歴史を描いているものである。
- 「身体」(についての認識)が、決して言語によって思考されることのないまま「もの」において変わりはじめた。
- モノとしての絵画
- マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史 (ヴァールブルク コレクション)』
- 十五世紀の一つの絵画作品は、ひとつの社会関係の証である。当時、一方には自ら絵筆をふるったり、あるいは少なくとも制作の監督にあたった画家がいた。また他方には、画家に絵を注文し、必要な経費を支払い、完成後はその作品の利用法をあれこれと思いめぐらす別の人物がいた。どちらも今日のわれわれのものとは異なる経済体制や宗教制度、知覚的習慣、つまり広い意味での社会のなかで活動していた。そして、彼らが共同して作り上げた絵画の表現形体には、そうしたさまざまな社会的状況が反映されているのである。(12頁)
- マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史 (ヴァールブルク コレクション)』
- 言語論的転回(Linguistic Turn)、文化論転回(Cultural Turn)以降の諸研究
- テクスト=テクスト研究:文学研究から
- イメージ=視覚文化(Visual Culture)論:美術史、文化社会学から
- J・A・ウォーカー&S・チャップリン『ヴィジュアル・カルチャー入門―美術史を超えるための方法論』
- モノ=物質文化(Material Culture)論:考古学、人類学から
- 音=聴覚文化(Auditory Culture)論:音楽学から