レポート
- ●レポートテーマ:任意の広告イメージを一点選び、その広告が「何を」「どのように」表しているかを精密に記述した上で、記号論や文化論など講義の内容に則して論述する。
- 引用元、情報の出典、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(下記の字数に は含めない)
- ●書式:A4用紙横書き(ワープロを推奨) ホッチキスは左上
- 字数:2000〜2500字
- 取り上げたイメージを、必ずコピー(白黒でも可)、あるいは印刷してレポートに添付すること。
- ●注意事項:使用文字は基本的には明朝体
- 長い文章でゴシック(サン=セリフ)体は読みにくい。丸ゴシック体などは論外!
- 字間、行間は適度に取ること
- 論のまとまりに応じて改行して段落分けすること
- たまに改行が一切ないレポートや、一文ずつ改行されているレポートがありますが、読む気をなくします。
- ●提出期間:2017年7月31日(月)から8月4日(金)各日10:00から17:00
- ※8月5日(土)はレポートの受付は行いません!
- ●提出会場:本館3F H-302教室
講義
- 19世紀視覚文化年表
- 1753 大英博物館開館
- 1791 ベンサム、パノプティコンを考案
- 1793 ルーヴル美術館開館
- 1794 バーカー、レスター・スクウェアにパノラマ館を開く
- 1798 パリ産業博覧会
- 1811 tourismの語の初出
- 1822 この頃からパサージュが次々と建造される
- 1825 ストックトン〜ダーリントン間に世界初の商用鉄道開通
- 1839 ダゲールによる写真の発明が科学アカデミーで公表
- 1841 トーマス・クック、最初のマス・トゥーリズムを企画
- 1842 イギリスにおいて鉄道の統合
- 1843 パリ=オルレアン間の鉄道開通
- 1849 ブリュースター、ステレオスコープを開発
- 1851 ロンドン万国博覧会
- 1852 パリにてボン・マルシェ開店
- 1853 オースマンのパリ大改造(〜70)
- 1863 クック、パリ、スイスへのパック旅行を企画
- 1867 パリ万国博覧会
- 1889 パリ万国博覧会(エッフェル塔)
- 1895 リュミエール、シネマトグラフ初上映
- 1896 第一回近代オリンピック開催
- 鉄道の視覚文化論
- 鉄道的視覚の登場
- ヴォルフガンク・シヴェルブシュ『鉄道旅行の歴史―19世紀における空間と時間の工業化』
- 鉄道と「風景」
- 鉄道写真の発生
- 日本と鉄道
- 鉄のネットワーク
- 「国土」と植民地
- 鉄道国有化と鉄道的想像力
- 縮減模型論(クロード・レヴィ=ストロース『野生の思考』
- 佐藤守弘「鉄道写真蒐集の欲望――20世紀初頭の日本における鉄道の視覚文化」『京都精華大学紀要』第39号、京都精華大学、2011年 9月、49-72→PDFダウンロード
- 鉄道的視覚の登場