2017-09-30 講義情報:フィールドプログラム京都 17フィールド シラバス 国内ショートプログラム3(京都)/国内フィールドプログラムIV(京都) 集中講義 プログラムの目的 京都路上観察:都市の細部に目を向け、歴史の痕跡を探索する 歴史は文書に記されるだけではない。さまざまに変化を遂げてきた都市の表層に、モノのかたちで遺されていくこともある。地蔵祠、街角タイル、石碑、小鳥居など。また都市計画の変更が路上に痕跡として遺されることもある。本プログラムでは、今和次郎による考現学や赤瀬川原平らによる路上観察学をモデルとして、普段の生活では見過ごされている都市の細部に焦点を合わせることで、都市の歴史を歩きながら「体感」することを目指す。毎回のフィールドワークの前には、その日のテーマにかかわる諸理論を講義する。 プログラム予定 10月7日(土) 2・3講時 事前授業(学内)、4・5講時 洛北編:岩倉を探る ゲスト:中村裕太(京都精華大学) 10月21日(土) 2講時 事前授業(学内)、3・4・5講時 洛東編:北白川と京都大学 ゲスト:中村裕太(京都精華大学)、菊地暁(京都大学) 10月28日(土) 2講時 事前授業(学内)、3・4・5講時 洛中編:地蔵祠と街角タイル ゲスト:中村裕太(京都精華大学)、谷本研(成安造形大学) 11月25日(土) 3・4・5講時 成果報告会(学内) ゲスト:中村裕太(京都精華大学) 評価 授業参加度50%、成果報告50% 注意 フィールド・ワークを行うため、歩きやすい靴、服装で参加すること。