昨日の補足
- 文化について
- マシュー・アーノルド『教養と無秩序 (岩波文庫 赤 237-1)』
- レイモンド・ウィリアムズ『完訳 キーワード辞典』
- 柳父章『文化 (一語の辞典)』
- スチュアート・ホール編『リプレゼンテーション――文化的表象と意味作用の実践』(Stuart Hall, ed., Representation: Cultural Representations and Signifying Practices, London: Sage/ Open University, 1997)、序章
- 西川長夫「文化と文明ーーその起源と変容」(『〔増補〕国境の越え方 (平凡社ライブラリー)』)
- ディック・ヘブディジ『サブカルチャー―スタイルの意味するもの』
- ピョートル・ボガトゥイリョフ『衣裳のフォークロア』
- 暴走族/ツッパリ/ヤンキー・サブカルチャー
サブカルチャーとストリート
- ストリートの戦術――流用とブリコラージュ
- 流用・転用・ブリコラージュ
- ブリコラージュ=間に合わせ、あり合わせの素材と道具を用いて新しいモノを作り出す器用仕事のこと。本来は、部族社会における活動を指すが、現代の資本主義社会において、既製の商品を使って新たな意味を作り出す作業のこともいう
- 場所と空間
- 消費者による生産
- 戦略(Strategy)と戦術(tactics)
- ミシェル・ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク (ポリロゴス叢書)』(Michel de Certeau,Invention Du Quotid 1 (Collection Folio/Essais): Arts de Faire)
- 流用・転用・ブリコラージュ
- 「ヴァナキュラー」という概念
- Vernacular - Wikipedia
- 今福龍太『クレオール主義 (ちくま学芸文庫)』
- ヴァナキュラー・タイポグラフィ
- ヴァナキュラー建築
- Vernacular architecture - Wikipedia
- MoMA "Architecture Without Architects"
- 宮本隆司『CARDBOARD HOUSES』
- ヴァナキュラー建築としてのタイルとホコラ
- タイルホコラツーリズム ――信仰を観光する 中村 裕太(美術家)|Column|AMeeT
- 谷本研+中村裕太、タイルとホコラとツーリズム/タイルとホコラとツーリズム season2《こちら地蔵本準備室》/タイルとホコラとツーリズム season3《白川道中膝栗毛》/タイルとホコラとツーリズム season4《一路漫風!》、タイルとホコラとツーリズム season5 《山へ、川へ。》
- 都市表層研究所テグラ 街角タイルの採集と補修 : 東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
- 地蔵信仰(じぞうしんこう)とは - コトバンク
- 京の地蔵盆 | 京都をつなぐ無形文化遺産
- 村上紀夫『京都地蔵盆の歴史』
- 《三条油小路町西側町並絵巻》
- 京都のお地蔵さんmap ~西陣を中心に~ - Google My Maps
- 祠 - Wikipedia
- #お地蔵さまサミット@京都 2015.2.22 - Togetter
- ヴァナキュラー音楽?
- Vernacular - Wikipedia
- 都市とヴァナキュラー
- 今和次郎の思考と実践
- 考現学
- 今和次郎&吉田謙吉を中心とした都市の細部、痕跡を「採集」する行為
- 今和次郎の民家研究と採集
- 「建築外の建築」
- 「このような建築外の建築――人間がそのいる場所に、無意識のうちに築いている、いろいろな跡、すなわちいろいろなものをとり散らかしている有様そのまま――に厳密な態度で注意を突進めると、人間の動作の源泉の真理を考えることになる(「土間の研究図」)
- 建築への「空間」的視座
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- 「空間とは実践された場所のことである。たとえば都市計画によって幾何学的にできあがった都市は、そこを歩く者たちによって空間に転換させられてしまう(M・ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク (ポリロゴス叢書)』)
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- バラック装飾社=自生する建造物
- 考現学採集
- 「動物学者や植物学者が動物や植物に対してもつ態度と、われわれがわれわれの対象たる文化人に向けるのと変わりがないのである。考古学の態度と照らしてみると、それは遺物遺跡にたいする心境である。街のショーウィンドーの品物を歴史博物館の陳列品と同列に見るのである」。
- 『今和次郎 採集講義』
- 考現学
- 超芸術トマソンから路上観察学へ
- 今和次郎の思考と実践
- 路上と痕跡:考古学的想像力
- 建築のデスマスク=都市の皮膚に刻み込まれた記憶
- 痕跡と想像力
- 手に入ったほんのかけら(部分)から、見えない/捉えることのできない全体を想像する
- かけら(部分)は、全体に対して換喩の関係にある
- アンリ・カルティエ=ブレッソンと「決定的瞬間」あるいは「すり抜けるイメージ」
- 視覚的無意識と精神分析における無意識
- 徴候と推論
- 視覚的無意識と精神分析における無意識
- モレッリ法とフロイト
- 痕跡の採集者としての探偵
- シャーロック・ホームズの推理法
- 「細部を見抜く桁外れの才能」を持つホームズ
- ワトソンがホームズの推理に驚くのは、「僕の思考の流れを追い切れないか、大きな推論のもとになる小さな事実を観察し落としている」
- シャーロック・ホームズの推理法
- セレンディピティ=ちょっとした徴候から推論して解答に至ること
- 推論的パラダイム
- 推論=アブダクション
- 「化石が発見される。それは例えば魚の化石のようなもので、しかも陸地のずっと内側で見つかったとしよう。この現象を説明するために、われわれはこの一帯の陸地はかつては海であったにちがいないと考える。これも一つの仮説である(C・S・パース)」
- ウンベルト・エーコ『三人の記号―デュパン,ホームズ,パース』、トーマス・シービオック『シャーロック・ホームズの記号論―C.S.パースとホームズの比較研究 (同時代ライブラリー (209))』も参照のこと
- 「化石が発見される。それは例えば魚の化石のようなもので、しかも陸地のずっと内側で見つかったとしよう。この現象を説明するために、われわれはこの一帯の陸地はかつては海であったにちがいないと考える。これも一つの仮説である(C・S・パース)」
- 視覚的無意識と精神分析における無意識
- シュルレアリスムとオブジェ・トゥルヴェ
- 反=風景としての「転地」(displacement/dépaysment)
- 参考:佐藤守弘「反風景的実践としての『採集』――桑原甲子雄と都市」『京都精華大学紀要』第31号、2006年9月、京都精華大学、1-16 = ここからPDFダウンロード
- 文化生産の変容:複製技術と作者性
- 音楽とテクノロジー
- 「録音」という複製技術
- ヒップ・ホップ/ブレイク・ビーツと流用
- De La Soul, "Say No Go" (1989年、スリー・フィート・ハイ・アンド・ライジング +14収録)
- Say No Go - Wikipedia
- ヒップ・ホップ/ブレイク・ビーツと流用
- レゲエの歴史
- ジャマイカの地理・歴史
- ジャマイカ大使館=ジャマイカの歴史
- Google マップ
- ポストコロニアル文化と「黒い大西洋」〔ポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック―近代性と二重意識』〕
- メント
- スカ→ロック・ステディ
- ルーツ・レゲエとラスタファリアニズム(ドレッドロックスの意味作用 - 蒼猴軒日録参照)
- サウンド・システムとセレクタ/DJ
- ダンスホールとコンピュータライズド・レゲエ
- ジャマイカの地理・歴史
- ダブという手法
- ジャマイカの音楽産業と「ヴァージョン(カラオケ)」
- MTR〔マルチ・トラック・レコーディング〕の仕組み
- 「アリ・ババ」の例
- オリジナリティと流用=二次的な制作
- 散漫な聴取と空間性
- 音楽を聴く/絵画を観る姿勢の近代性
- 精神集中/視覚性 vs くつろぎ/触覚性
- ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』
- イギリスにおける展開:パンク、テクノ、ヒップ・ホップとの遭遇
- 『ルーツ・ロック・レゲエ [DVD]』
- 鈴木慎一郎『レゲエ・トレイン―ディアスポラの響き』
- ロイド・ブラッドリー『ベース・カルチャー レゲエ~ジャマイカン・ミュージック』
デザインの外側
- 「デザイン」とは?
- 「デザインは、現代文化や現代社会において強力なものになってきている。デザインはどこにいっても私たちのまわりにある。どこまでがデザインで、どこからがアートや建築やポピュラーなメディアのような現象なのかを明言することはますます難しくなってきている。「デザイン」ということばが指し示すであろうもの全てに定義を与えることは簡単なことではない。ただ、これだけは確かである。デザインは、たんに「格好いい」モノを作り出すことだけではない。それ以上のことなのである。なんといっても、デザインとは、私たちの世界の見方に影響をおよぼす思想であるのだ。それは一種のコミュニケーションである――私たちは、あるデザインを作ったり、使ったりすることで、私たち自身に関するメッセージを他者に対して送っているのである」。
- (エルキ・フータモ〔UCLA〕「デザイン文化」シラバス Daniel Sauter)
- http://matome.naver.jp/odai/2134363297112296601
- 「デザインは、現代文化や現代社会において強力なものになってきている。デザインはどこにいっても私たちのまわりにある。どこまでがデザインで、どこからがアートや建築やポピュラーなメディアのような現象なのかを明言することはますます難しくなってきている。「デザイン」ということばが指し示すであろうもの全てに定義を与えることは簡単なことではない。ただ、これだけは確かである。デザインは、たんに「格好いい」モノを作り出すことだけではない。それ以上のことなのである。なんといっても、デザインとは、私たちの世界の見方に影響をおよぼす思想であるのだ。それは一種のコミュニケーションである――私たちは、あるデザインを作ったり、使ったりすることで、私たち自身に関するメッセージを他者に対して送っているのである」。
- 工芸/装飾芸術から「デザイン」へ
- 徒弟制度からデザイン教育へ
- デザインとアートの間
- 「問題提起としてのデザイン、問題解決としてのデザイン」から「問題提起としてのデザイン」へ
- クリティカル/スペキュラティヴ・デザイン
- 10+1 website|スペキュラティヴ・デザインが拓く思考──設計プロセスから未来投機的ヴィジョンへ|テンプラスワン・ウェブサイト
- Museum of Modern Art in Warsaw
- 「一分でわかるメタボリズム」(4)メタボリズム運動が夢見た未来都市の姿 - 森美術館公式ブログ
- 建築かSFか。アーキグラムの描く“アヴァンギャルド"な世界 - NAVER まとめ
- Sputniko! Official Website
- ブルーパドル/佐藤ねじ
- 算道
- 石橋 友也 – metaphorest
- 「問題提起としてのデザイン、問題解決としてのデザイン」から「問題提起としてのデザイン」へ
- 天才の発想!「CMを挟むしおり」 読書を楽しめる逸品、作者に聞いた
- 錯視罫で書きにくいルーズリーフを作る
- キットカットをありえない方向に割る機会——早稲田建築 転換展