デザイン理論特講
- 水曜日1講時
- 履修年次:大学院デザイン研究科修士1年次
- デザイン研究科 デザイン専門特講科目
講義の目的
- 現代におけるデザイン/工芸を考える
- 本講義では、デザインが近現代の社会でどのような役割を果たして来たのかについて、さまざまな角度から追求する。ヴィジュアル・カルチャー論やマテリアル・カルチャー論の視座から、芸術やマンガなどの隣接諸文化=領域との関わりはどのようなものであるのか、デザインがどのように流通し受容されるかなど、さまざまな問題から近現代デザインの歴史や理論を考察する。また同時に自らのデザイン制作のコンセプトを他者に明快かつ論理的に説明する方法についても教授する。
講義の進め方
- 第1回:イントロダクション
- 第2回:デザインと「文化」
- 第3回:ヴィジュアル・カルチャー論とマテリアル・カルチャー論
- 第4回:ヴィジョンとヴィジュアリティ
- 第5回:ヴィジュアル・カルチャーと社会
- 第6回:マテリアリティの可能性:モノの意味作用
- 第7回:ポピュラー文化とヴァナキュラー文化
- 第8回:使用者によるデザイン:カスタマイズとブリコラージュ
- 第9回:デザインと消費社会
- 第10回:デザインをいかに伝えるか
- 第11回:デザインとコンセプト
- 第12回:レジュメの作り方
- 第13回:プレゼンテーションの方法1
- 第14回:プレゼンテーションの方法2
- 第15回:まとめ
評価方法/基準
- 出席40%、レポート2本60%