デザイン論特講 第12回

レポート試験

  • レポート課題:現代社会における複製技術と人間の関係について、具体例を挙げて論述する。複製技術には、印刷、写真、録音、映像からデジタル・メディアまでを含み、さらに大量生産される規格品も対象となる。
    • 引用元、情報の出典、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(下記の字数に は含めない)
    • 書式:A4用紙横書き(ワープロを推奨、明朝体) ホッチキスは左上
    • 字数:1200〜2000字
    • 取り上げたイメージを、必ずコピー(白黒でも可)、あるいは印刷してレポートに添付すること。
    • 提出日:8月1日(木)17:00まで
    • 提出場所:教務チーム前提出ボックスへ提出

講義

  • 19世紀の視覚文化
    • 1753 大英博物館開館
    • 1791 ベンサムパノプティコンを考案
    • 1793 ルーヴル美術館開館
    • 1794 バーカー、レスター・スクウェアにパノラマ館を開く
    • 1798 パリ産業博覧会
    • 1811 tourismの語の初出
    • 1822 この頃からパサージュが次々と建造される
    • 1839 ダゲールによる写真の発明が科学アカデミーで公表
    • 1841 トーマス・クック、最初のマス・トゥーリズムを企画
    • 1842 イギリスにおいて鉄道の統合
    • 1843 パリ=オルレアン間の鉄道開通
    • 1849 ブリュースター、ステレオスコープを開発
    • 1851 ロンドン万国博覧会
    • 1852 パリにてボン・マルシェ開店
    • 1853 オースマンのパリ大改造(〜70)
    • 1863 クック、パリ、スイスへのパック旅行を企画
    • 1867 パリ万国博覧会
    • 1889 パリ万国博覧会エッフェル塔
    • 1895 リュミエール、シネマトグラフ初上映
    • 1896 第一回近代オリンピック開催
  • 万国博覧会
    • 万国博覧会は商品という物神〔フェティッシュ〕への巡礼所である。……万国博覧会は商品の交換価値を美化する。博覧会が作る枠組みのなかでは、商品の使用価値が背景に退く。博覧会は幻像〔ファンタスマゴリー〕を繰り広げ、人間は気晴らしを求めてそのなかへはいってゆく」(ベンヤミン
    • 佐野常民「博物館〔博覧会〕の主旨は、眼目の教によりて人の智功技芸を開新せしむるに在り。夫人心の事物に触れ、其感動識別を生するは、眼視の力に由る者最多く且大なりとす」(吉見)
  • 百貨店の誕生
    • パサージュとマガザン・ド・ヌーヴォーテ→スペクタクルとしての商品
    • 世界初の百貨店、ボン・マルシェ=「現代商業のカテドラル」(ゾラ)
      • 薄利多売、現金正価、入店自由、返品可

https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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