講義概要 芸術表象論

芸術表象論

講義の目的

  • 芸術・表象・文化——イメージ/モノと人間  
    • 視覚文化研究(ヴィジュアル・カルチャー・スタディーズ)という研究領域は、従来の美術史に対する反省や、文化研究/文化社会学の影響下に、芸術や文化を新たな視点から考える脱領域的研究分野として成立した。またモノと人間の関係について幅広い視角から捉え直す物質文化(マテリアル・カルチャー)という考え方も登場する。本講では、そうした研究領域を批判的に再考し、具体的な事例を取り上げつつ、現代社会における芸術の位置を考察したい。  

講義の進め方

  • 芸術表象論:環境・場所・表象——風景とトポグラフィ
    1. イントロダクション
    2. 芸術と記号論
    3. 「文化」を理解する:記号、表象、意味
    4. トポグラフィ=場所の表象、環境と人間
    5. 名所から風景へ
    6. 遠近法と風景
    7. 「風景」の誕生
    8. 写真・観光・博覧会
    9. 鉄道旅行と新たな風景
    10. 場所への介入——ランド・アートとグラフィティ
    11. 都市とイルミネーション
    12. ストリートとサブカルチャー
    13. 路上の系譜学——考現学から路上観察学へ
    14. 痕跡の採集と考古学的想像力
    15. まとめ

https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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