告知
- 原稿の提出の仕方
- 発表担当者は、発表の日の午前9時までに、講師のアドレス(msatowあっとまーくkyoto-seika.ac.jp)に原稿を、MSワード(.doc/.docx)形式か、テクスト(.txt)形式、リッチテキスト(.rtf)形式で添付して送って下さい。subjectは「同志社講読:氏名」というものにして下さい。学籍番号、氏名を書いておくことを忘れないで下さい。
- 翻訳には、学籍番号、氏名、担当箇所の番号、原文、翻訳文を書いてください。
- 提出締切案
- 12月4日 11, 13, 16, 17, 18
- 12月11日 19, 20, 21
- 12月18日 22, 23, 24
- 12月25日 25, 26, 27
- 1月8日 28, 29, 30
講義
- 写真前史
- 幾何学的遠近法(透視図法)とイリュージョン
- さまざまな描画装置
- カメラ・オブスキュラ
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- カメラ・オブスキュラとは、ラテン語で「暗い部屋」という意味。暗い部屋に、小さな穴(ピンホール)から光が差し込むと、外の明るい世界が上下左右逆に映るという原理は紀元前から知られていた。
- 後にレンズを利用することによって、鮮明な像(イメージ)が得られることが知られるようになり、ヨーロッパでは、ルネサンス期以降、描画装置、科学的な観察装置として広く使われるようになり、また啓蒙主義時代(17c後半〜18c)の知のモデルともなった。
- カメラ・オブスキュラに映る像を化学的な方法により定着させる技術が、写真術。
- 現象としてのカメラ・オブスキュラ:墨子、アリストテレス
- 遠近法絵画とカメラ・オブスキュラ:フェルメール、カナレット
- 自然科学と観察者:「暗い部屋」と世界
- 見世物としての巨大カメラ・オブスキュラ
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- YouTube
- The Magic Mirror of Life: An Appreciation of the Camera Obscura=カメラ・オブスキュラについての総合サイト(英語)
- Abelardo Morell=カメラ・オブスキュラを利用して作品を制作している写真家、アベラルド・モレルのサイト
- 畠山直哉『Slow Glass』
- 日本にあるカメラ・オブスキュラ
- 映像展示室と巨大レンズ | 植田正治写真美術館=鳥取県伯耆町にある植田正治写真美術館内。600mmのレンズで「逆さ大山」が見られる(らしい)。
- 細馬宏通さんとカメラ・オブスキュラ:スミス記念堂のカメラ・オブスキュラ/彦根