芸術学B 第11回

レポート試験

  • レポート課題:任意のイメージ(絵画、写真、イラスト、マンガなどの静止画)を一点採り上げ、講義内で行われたヴィジュアル・リテラシーの問題などを踏まえた上で、そのイメージの魅力について論述する。
    • マンガ、絵本などは、本全体を扱うのではなくて、最大見開き1ページまで(ひと目で見られるまでの範囲)を分析すること。
    • 引用元、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(下記の字数には含めな い)
    • 書式:字数:1200〜2000字
    • 形式:A4用紙縦使い、横書き、ワープロ推奨(明朝体)、ホッチキスは左上とめ
    • 取り上げたイメージを、必ずコピー(白黒でも可)、あるいは印刷してレポートに添付すること。
  • 提出場所:教務チーム前提出ボックスへ提出
  • 提出期間:レポート一斉提出期間

講義

  • イメージを「読む」
    • 物語とイメージ:『伊勢物語』と「八つ橋」
        • 昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、「京にはあらじ、東の方に住むべき国求めに」とて行きけり。もとより友とする人、一人二人して行きけり。道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。
        • 三河の国八橋といふ所に至りぬ。そこを八橋と言ひけるは、水ゆく川の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋と言ひける。その沢のほとりの木の陰に下り居て、乾飯食ひけり。その沢にかきつばた いとおもしろく咲きたり。それを見て、ある人のいはく、「かきつばた、といふ五文字を上の句に据ゑて、旅の心を詠め」と言ひければ、詠める。
          • 唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ(各句の頭の字をとれば「か・き・つ・ば・た」)
        • と詠めりければ、みな人、乾飯の上に涙落としてほとびにけり。
    • イコノグラフィとイコノロジー

今週の一曲


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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