デザイン理論特講(京都精華大学大学院芸術研究科)
- 木曜日2時限
講義の目的
- デザインと言葉
- 本講義では、デザインが近現代の社会でどのような役割を果たして来たのかについて、さまざまな角度から追求する。ヴィジュアル・カルチャー論やマテリアル・カルチャー論の視座から、芸術やマンガなどの隣接諸文化=領域との関わりはどのようなものであるのか、デザインがどのように流通し受容されるかなど、さまざまな問題から近現代デザインの歴史や理論を考察する。また同時に自らのデザイン制作のコンセプトを他者に明快かつ論理的に説明する方法についても教授する。各人一回の口頭発表は必須。
講義の進め方
- イントロダクション
- デザインと「ことば」
- ヴィジュアル・カルチャー論とマテリアル・カルチャー論
- ヴィジュアル/マテリアル・カルチャーと社会
- マテリアリティの可能性:モノの意味作用
- 使用者によるデザイン:カスタマイズとブリコラージュ
- デザインをいかに伝えるか
- デザインとコンセプト
- デザインを言語化する
- プレゼンテーションの方法1
- プレゼンテーションの方法2
- 受講生による発表1
- 受講生による発表2
- 受講生による発表3
- まとめ
- 受講生の人数により、内容は変更される可能性がある。
評価方法/基準
- 平常点:40%
- 発表:20%
- レポート:40%