講義
- 複製技術論
- 美術作品と複製
- ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』などに所収)
- 仏像写真と「仏教美術」と「寺社観光」
- 彫刻と写真
- 仏像写真の系譜
- 仏の美-化:信仰と美
- 仏像の観光商品化
- 佐藤守弘「写真と仏像の近代――ほとけの作品化と商品化」、堤邦彦・鈴木堅弘編『俗化する宗教表象と明治時代: 縁起・絵伝・怪異』三弥井書店、2018年2月、261-280
- 飛鳥園について | 飛鳥園
- 展覧会図録『写された国宝――日本における文化財写真の系譜』東京都写真美術館、2000年
- 和辻哲郎『古寺巡礼 (岩波文庫)』
- 機械的複製技術(Mechanical Reproduction)
- 1839:写真術(ダゲールによるダゲレオタイプ)
- 1841:ネガ=ポジ法(トルボットによるカロタイプ)
- 1877:録音技術(エディソンによるフォノグラフ)
- 1887:ディスク型録音装置(ベルリナーによるグラモフォン)
- 1895:映画(リュミエール兄弟によるシネマトグラフ)
- 1926:トーキー映画(ワーナー・ブラザーズによるヴァイタフォン)
- 参考:記録技術の年表 - Wikipedia(および通信技術の年表 - Wikipediaも)
- 1839:写真術(ダゲールによるダゲレオタイプ)
- 美術作品と複製
期末レポート
- レポート課題
- 任意の写真を一点選び、その写真が「何を」「どのように」表しているかを記述した上で、講義で触れた写真の理論を踏まえて論述する。
- 取り上げる写真は、いわゆる「芸術作品」に限らず、報道、広告、科学的なものなどでもよい
- 取り上げた写真は、かならずレポート内にレイアウトして掲載すること(写真の添付がない場合は成績が下る)
- 任意の写真を一点選び、その写真が「何を」「どのように」表しているかを記述した上で、講義で触れた写真の理論を踏まえて論述する。
- 記入方法 PCで作成し、e-classにはPDF形式で提出
- 用紙形式 A4判用紙
- 枚数・字数(20字以内自由記述) 1200〜2000字
- 書式 ヨコ書き
- 提出先 e-classで提出すること
- 提出期限 2021年2月4日