講義
- 裸婦像は美かわいせつか 20年行方知らずの「大地の女神」が問う:朝日新聞デジタル
- 視覚文化における仲介の制度
- 「仲介」mediateとは?
- コレクションのモーメント
- 遭遇/採集
- 保存/分類
- 展示/表象
- 散逸/転用
- 「物が一つの秩序の中において物として認識されるためには、一つの視点に立ったまなざしが必要であり、そのまなざしは文化的、歴史的に規定されたもの」(ミシェル・フーコー『言葉と物〈新装版〉: 人文科学の考古学』
- 展示の系譜
- 吉田憲司『文化の「発見」――驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで (岩波人文書セレクション)』
- 教会の聖遺物、献納品コレクション
- 日本の場合:開帳(居開帳、出開帳)
- 驚異の部屋(珍品陳列室)
- 「世界という散文」=アレゴリーとしてのコレクション
- 博物学のまなざし
- 可視的なものに名を付ける
- 美術館、博物館の誕生から万国博覧会へ
- 「万国博覧会は商品という物神〔フェティッシュ〕への巡礼所である。……万国博覧会は商品の交換価値を美化する。博覧会が作る枠組みのなかでは、商品の使用価値が背景に退く。博覧会は幻像〔ファンタスマゴリー〕を繰り広げ、人間は気晴らしを求めてそのなかへはいってゆく」(ベンヤミン『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』)
- 佐野常民「博物館〔博覧会〕の主旨は、眼目の教によりて人の智功技芸を開新せしむるに在り。夫人心の事物に触れ、其感動識別を生するは、眼視の力に由る者最多く且大なりとす」(吉見俊哉『博覧会の政治学 まなざしの近代 (講談社学術文庫)』)
- 百貨店の誕生
- パサージュとマガザン・ド・ヌーヴォーテ→スペクタクルとしての商品
- 世界初の百貨店、ボン・マルシェ=「現代商業のカテドラル」(ゾラ)
- 薄利多売、現金正価、入店自由、返品可
- 龍谷ミュージアム・秋季特別展「博覧 -近代京都の集め見せる力-」展
- 秋季特別展「博覧 -近代京都の集め見せる力-」|龍谷ミュージアム
- 11日、13時にエントランス・ホールに集合