講義
- 文化概念の変容
- 古典的定義
- 人類学的定義
- 「意味の共有」としての文化
- レイモンド・ウィリアムズ『完訳 キーワード辞典』
- 柳父章『文化 (一語の辞典)』
- スチュアート・ホール編『リプレゼンテーション――文化的表象と意味作用の実践』(Stuart Hall, ed., Representation: Cultural Representations and Signifying Practices, London: Sage/ Open University, 1997)、序章(佐藤守弘試訳)
- 西川長夫「文化と文明ーーその起源と変容」(『〔増補〕国境の越え方 (平凡社ライブラリー)』)
- ジェームズ・クリフォード「文化と芸術の収集について」(『文化の窮状―二十世紀の民族誌、文学、芸術 (叢書・文化研究)』)
- A・J・グレマスの「意味の四角形」(『意味について (叢書 記号学的実践)』)
- 参照:ロザリンド・クラウス「彫刻とポストモダン--展開された場における彫刻」(ハル・フォスター編『反美学―ポストモダンの諸相』←「クラインの群」を使用
- 池田光穂「物神化する文化(β版)」
- 初心者のための記号論:範列分析
- 「グレマス」の検索結果 - 蒼猴軒日録
- 構造主義とは→佐藤啓介「http://www.h7.dion.ne.jp/~pensiero/study/literary1.html」。およびテリー・イーグルトン『新版 文学とは何か―現代批評理論への招待』、筒井康隆『文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)』なども参照のこと。
- A・J・グレマスの「意味の四角形」(『意味について (叢書 記号学的実践)』)
- マンガは文化か芸術か
- ジャクリーヌ・ベルント「メディア芸術としてのマンガ」(平成22年度世界メディア芸術コンベンション開催事務局編『「メディア芸術」の地域性と普遍性――"クール・ジャパン"を越えて』82-87
- イメージ/モノ/コトバとコンテクスト
- 言語学の三分野:意味論・統語論・語用論
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- 「《 ことば × 用いられた状況・コンテクスト → 意味 》という考え方のもとにことばの意味を研究するのが、語用論」(辻大介「http://www.d-tsuji.com/closet/5min/prg.htm」
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- 赤の意味作用
- 熱、禁止、共産主義、右チャンネル、女性、火
- 交通標識の意味作用
- 意味とコンテクスト:「石」を例にして
- 石×鉱物学研究室=鉱物標本
- 石×露地(茶の湯)=関守石(留石)
- 石×現代美術館=アート作品
- 石×床の間(弄石趣味)=水石
- 日本水石協会
- つげ義春「無能の人」1985~86年(『無能の人・日の戯れ (新潮文庫)』)
- 竹中直人監督『無能の人 [DVD]』
- 江戸期の好古趣味と「神代石」
- 内田好昭「神代石の収集」(『うごくモノ 「美術」以前の価値とは何か』)
- モノと分類学
- 言語学の三分野:意味論・統語論・語用論
- 視覚文化と物質文化
- 『美術フォーラム21』20号(特集:物質性/マテリアリティの可能性〔ゲスト編集:ジョルダン・サンド、佐藤守弘〕)
- ヘンリー・スミス(コロンビア大学教授、日本史)=Henry Smith's Home Page
- OBJECTS AND IMAGES: EXPLORING VISUAL AND MATERIAL CULTURE IN JAPAN: A Symposium Honoring the Work of Henry Smith →シンポジウム:「モノとイメージ」 - 蒼猴軒日録
- "Each of the presenters was asked to select a single object or image and analyze it in detail ― physically, historically, and symbolically ― to suggest what it offers for new directions in the study of visual and material culture in Japan. One of the central themes of the symposium lies in the relationship between the visual and the material, since no image or object can exist without both."
- Impressions 30 (2009) Contents("BRIDGING VISUAL AND MATERIAL CULTURE IN JAPAN: Essays in honor of Henry DeWitt Smith II")
- 第1回「文化遺産としての大衆的イメージ」公開講演会 - 蒼猴軒日録
- 講読概要:文献講読(2) - IN THE STUDIO:佐藤守弘の講義情報
- 多木浩二『「もの」の詩学―ルイ十四世からヒトラーまで (岩波現代選書 (102))』(『「もの」の詩学―家具、建築、都市のレトリック (岩波現代文庫)』)
- ある時代の家具の種類や数量、それらの部屋への出現などには、人間の振る舞い方や人間どうしの関係、さらには「もの」と人間の関係があらわれてくる。(3頁)
- ある文化の家具の歴史は家具の歴史は、その文化の身体の歴史を素描する。もちろん、家具のみならず「身体」に関する諸道具の歴史は、それぞれの道具の「身体」への関係の仕方によって、異なる身体の歴史を描いているものである。(7-8頁)
- 「身体」(についての認識)が、決して言語によって思考されることのないまま「もの」において変わりはじめた。(16頁)
- モノとしての絵画
- マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史 (ヴァールブルク コレクション)』
- 十五世紀の一つの絵画作品は、ひとつの社会関係の証である。当時、一方には自ら絵筆をふるったり、あるいは少なくとも制作の監督にあたった画家がいた。また他方には、画家に絵を注文し、必要な経費を支払い、完成後はその作品の利用法をあれこれと思いめぐらす別の人物がいた。どちらも今日のわれわれのものとは異なる経済体制や宗教制度、知覚的習慣、つまり広い意味での社会のなかで活動していた。そして、彼らが共同して作り上げた絵画の表現形体には、そうしたさまざまな社会的状況が反映されているのである。(12頁)
- マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史 (ヴァールブルク コレクション)』
- 『美術フォーラム21』20号(特集:物質性/マテリアリティの可能性〔ゲスト編集:ジョルダン・サンド、佐藤守弘〕)