2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

第5週

翻訳発表について 講読 Stuart Hall, "The Determinations of News Photographs," Stanley Cohen and Jock Young, eds., Manufacture of News, London: Constable, 1973. 教員による翻訳発表(続き) 大学院生による翻訳発表 訳語一覧 sign → 記号 to signif…

第6週

予定 モダン・モダニティ・モダニズム 「モダン・ジャズ」はどのように「近代的」なのか 「ビ・バップ」とジャズの近代化 ダンス、歌の排除 編成の縮小 コード(和音)に則った即興演奏→芸術家としての「演奏者」 曲リスト ニュー・オーリンズ・ジャズ プリ…

第6週

予定 芸術作品と複製技術 写真/録音=機械的複製技術の登場は「芸術」をどう変えたか 礼拝的価値と展示的価値 芸術作品の「アウラ」 ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』;た…

Cクラス第2週

作品を「記述」することとは? 写真展の記述の例 Richard Avedon, In the American West: 20th Anniversary Edition (The Richard Avedon Foundation) Terry Barrett, Criticizing Photographs: An Introduction to Understanding Images 美術史研究者(様式…

第6週

写真集紹介:「日本写真史の至宝」シリーズより 福原信三『巴里とセーヌ (日本写真史の至宝)』 小石清『初夏神経 (日本写真史の至宝)』 遺影写真:痕跡と記憶 遺影写真とは? 遺影写真と没後写真 遺影と肖像 肖像の真正性 写真の真正性 死者を想い出す アイ…

第6週

予定 動物園と展示=http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26HO285.html 「世界という散文」=アレゴリーとしてのコレクション 博物学のまなざし 可視的なものに名を付ける 表(タブロー)としての世界 「見る/見られる」の装置としての動物園 動物写真と…

第6週

補足 映画と編集 レニ・リーフェンシュタール監督『民族の祭典/美の祭典 [DVD]』(1938年、ドイツ) 1936年、ナチ主導のベルリン・オリンピックのドキュメンタリー レニ・リーフェンシュタール - Wikipedia 『レニ [DVD]』(1993年、ドイツ) 予定 記号と文…

第4週

担当の決定 まずはホール論文を訳して貰う受講生を指名します。 講読 Stuart Hall, "The Determinations of News Photographs," Stanley Cohen and Jock Young, eds., Manufacture of News, London: Constable, 1973. 「翻訳」のコツ 訳語一覧 sign → 記号 t…

第5週

予定 モダン・モダニティ・モダニズム ヨーロッパ近代美術史を駆け足でおさらい(先週の続き) フォーヴ/表現主義 「表現expression」の諸問題 「イメージの表現的機能」=岸、島本編『絵画のメディア学―アトリエからのメッセージ』 ファン・ゴッホ、マティ…

第5週

『ブレードランナー』とシミュレーション:オリジナルのないコピー リドリー・スコット監督『ブレードランナー 最終版 [DVD]』 フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))』 加藤幹朗『「ブレードランナー」論序…

Cクラス第1週

予定 ゼミ参加者による自己紹介 はじめの30分ほどで、以下の要素を含んだ原稿(レポート用紙1枚程度)を書いて、それをみんなの前で読んで貰います。 名前、分野、メディア、学部時代の作品の傾向、今後の作品制作の展望 例(適当にでっち上げてみました) …

第5週

予定 痕跡論補足 超芸術トマソンと建物のデスマスク 赤瀬川原平『超芸術トマソン (ちくま文庫)』 都市のフロッタージュ 真壁智治『アーバン・フロッタージュ (住まい学大系)』 岡部昌生『岡部昌生 わたしたちの過去に、未来はあるのか』 心霊写真 前川修「写…

第5週

予定 コレクションとコンテクスト――弄石趣味について 竹中直人監督『無能の人 [DVD]』 つげ義春『無能の人・日の戯れ (新潮文庫)』 文人と奇石 「神代石」 水石→日本水石協会 盆景/盆石→細川流盆石家元−盆石とは、自然がおりなす様々な表情を盆上に描く、日…

第5週

予定 映画のリテラシー 映画における編集 マンガのリテラシー コマの統語法 コマを読む方向:絵画の右と左 コマのレトリック(修辞学) 記号と文法:イメージの「読み方」 有契的記号と恣意的記号 フェルディナン・ド・ソシュールの「記号」についての考え方…

第3週

補足 パースの記号論(semiotics)とソシュールの記号学(semiology) 意味するもの(signifier)と意味されるもの(signified) 外示(denotation)と共示(connotation) 痕跡としての「書」 講読 Stuart Hall, "The Determinations of News Photographs,"…

第4週

予定 モダン・モダニティ・モダニズム ヨーロッパ近代美術史を駆け足でおさらい 新古典主義 ロマン主義 レアリスム 神話的主題との決別 印象派 モネと「印象」 新印象主義と科学性 ポスト印象派 セザンヌからキュビスムへ キュビスム フォーヴ/表現主義 「…

第4週

予定 複製技術と「流用」 美術作品と複製:オリジナルとコピー 礼拝的価値→展示的価値 「いま、ここ」の一回性から「いつでも、どこでも」へ:芸術作品の「アウラ(霊気)」の喪失 ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(多木浩二『ベンヤミン…

Bクラス第4週

今週の発表は、207MA07,19,22,25,28,31,34の皆さんです。 来週からは、安藤先生の演習A(@情報館AVホール)です。来週は、9:30スタートとのころです。

第4週

告知 今週から教室がC103に変わります。 講義 写真の存在論 アンドレ・バザン「写真映像の存在論」(『映画とは何か』2、美術出版社、1970) 写真=「コードなきメッセージ」? ロラン・バルト「写真のメッセージ」(『第三の意味―映像と演劇と音楽と』) 「…

第4週

講義 コレクションとコンテクスト――玩石/弄石趣味について 文人と奇石 「神代石」 水石→日本水石協会 盆景/盆石→細川流盆石家元−盆石とは、自然がおりなす様々な表情を盆上に描く、日本古来の縮景芸術です 内田良昭「神代石の収集」『うごくモノ――時間・空…

第4週

予定 映画の文法 映画における編集 180度の法則(イマジナリー・ライン) ショット/リヴァース・ショット 視線によるつなぎ 初期映画/物語映画 初期映画と「驚き」 物語と編集 参考映像リスト 映画における編集 ジョン・ヒューストン(監督)『マルタの鷹 …

第2週

先週の補足 いろいろ口走っていた文献の紹介です。 レイモンド・ウィリアムズ『完訳 キーワード辞典』 マシュー・アーノルド『教養と無秩序 (1949年) (岩波文庫)』 ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』 ピョートル・ボガトゥイリョフ『衣裳のフォ…

第3週

休講通知 今週の講義は、担当者が学会出張のため、休講にします。

第3週

休講通知 今週の講義は、担当者が学会出張のため、休講にします。

Bクラス第3週

今週と来週の演習では、受講者がそれぞれ自分の作品に影響を与えた、参考にした、あるいは似ているとよくいわれる作品を持ってきて、それを1人5〜10分で、以下の要領で発表(記述)してもらいます。 まず、これまで他の人の制作した作品の中から一点選ぶ そ…

第3週

写真展紹介 「Appearance:写真表現と現代空間の深層」展@代官山ヒルサイド・フォーラム---http://www.tnprobe.com/appearance/index.html 出品作家 大島成己 Naruki Oshima カンディダ・ヘーファー Candida Höfer, Candida Hofer : Libraries Candida Höfe…

第3週

予定 法律による「博物館」の定義=http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26HO285.html 展示の系譜 教会の聖遺物、献納品コレクション 日本の場合:開帳(居開帳、出開帳) 驚異の部屋(珍品陳列室) 「世界という散文」=アレゴリーとしてのコレクション 博…

第1週

予定 イントロダクション シラバス=講読概要 - IN THE STUDIO:佐藤守弘の講義情報 講義の目的 講読文献の紹介 評価基準・参考文献 講義情報 講義情報ブログについて=IN THE STUDIO:佐藤守弘の講義情報 予定、参考資料など プロフィール=ブログ情報 - IN TH…

第3週

予定 先週の補足 矢印の起源について→『矢印の力―その先にあるモノへの誘導 (ワールド・ムック 655 ビジュアルIDシリーズ 4)』 マンガのリテラシー マンガのレヴェル構成:作品全体→見開きページ→コマ コマの構成要素:イメージ・記号・テクスト 形喩と効果…

第2週

告知 来週は、学会出張のため、休講です。 予定 「芸術/アート」とはなにか? げい‐じゅつ【芸術】:『広辞苑』の定義 [後漢書孝安帝紀]技芸と学術。 (art) 一定の材料・技術・様式を駆使して、美的価値を創造・表現しようとする人間の活動およびその所産…


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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