2007-11-15 第7週 07美術史特講 予定 見る/見られる パノプティコン=一望監視装置 ジェレミー・ベンサムが考案した監獄 監視する:看守から見ると、窓から入る逆光によって、囚人たちの身体は個別性を喪った抽象的な影として浮かびあがる 監視される:中央の監視塔は鎧戸になっている 囚人からすると、看守がいるかいないかは分からない つねに監視されている心理状態になる/自らが自らの看守となる=視線の内面化 →ミシェル・フーコー『監獄の誕生 ― 監視と処罰』 阿部潔編『空間管理社会―監視と自由のパラドックス』 参考映像『トゥルーマン・ショー [DVD]』