2008-10-09 第4週 08写真論 講義 さまざまな痕跡:復習 聖顔布とアケイロポイエートス(人の手に依らないイメージ) 聖ヴェロニカの伝説 神聖なる肖像 『聖骸布の男 あなたはイエス・キリスト、ですか?』 宮武外骨の「無機械写真法」 イヴ・クラインの《人体測定》 デスマスク エルンスト・ベンカアト『永遠の貌』 超芸術トマソンと建物のデスマスク 赤瀬川原平『超芸術トマソン (ちくま文庫)』 フロッタージュ 岡部昌生『岡部昌生 わたしたちの過去に、未来はあるのか』 痕跡と記憶 クリスチャン・ボルタンスキー 『ボルタンスキーを探して [VHS]』 写真の存在論 アンドレ・バザン「写真映像の存在論」(『映画とは何か』2、美術出版社、1970) 写真=「コードなきメッセージ」? ロラン・バルト「写真のメッセージ」(『第三の意味―映像と演劇と音楽と』) 「それは=かつて=あった」 ロラン・バルト『明るい部屋―写真についての覚書』 参考文献 エルンスト・ベンカート『永遠の貌』興風館、1942 『痕跡――戦後美術における身体と思考』京都国立近代美術館他、2004 『高松次郎――「影」の絵画とドローイング』国立国際美術館、1999