2011-04-25 第3週 11視覚文化論1 展覧会紹介 http://klee.exhn.jp/ 講義 意味とコンテクスト:「石」を例にして 石×鉱物学研究室=鉱物標本 石×露地(茶の湯)=関守石(留石) 石×現代美術館=アート作品 石×床の間(弄石趣味)=水石 日本水石協会 つげ義春「無能の人」1985~86年(『無能の人・日の戯れ (新潮文庫)』) 竹中直人監督『無能の人 [DVD]』 江戸期の好古趣味と「神代石」 内田好昭「神代石の収集」(『うごくモノ 「美術」以前の価値とは何か』) モノと分類学 ミシェル・フーコー『言葉と物―人文科学の考古学』 ソシュールと記号学 ランガージュ/ラング/パロール シニフィアン(記号表現=意味するもの)とシニフィエ(記号内容=意味されるもの) 言語記号の恣意性 恣意的記号と有契的記号の差→シンボル的記号vsアイコン的記号/インデックス的記号 世界を分節する記号 「差異」と分節 参考文献 フェルディナン・ド・ソシュール『ソシュール 一般言語学講義: コンスタンタンのノート』 丸山圭三郎『言葉とは何か (NATSUME哲学の学校)』 初心者のための記号論:目 次 筒井康隆『文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)』(第7講「記号論」) 日本記号学会ウェブサイト