第1日

イントロダクション

シラバス

  • 美学芸術学特殊講義/視覚文化と近代
    • 授業の目標・概要
      • 1990年代に従来の美術史に対する反省や、文化研究/文化社会学の影響下に脱領域的研究分野として成立した視覚文化研究(ヴィジュアル・カルチャー・スタディーズ)は、英語圏の国々では、ある程度制度化され、定着してきている。本講では、その研究領域を批判的に再考し、風景/トポグラフィ、写真、考現学路上観察、ヴァナキュラー文化などの具体的な事例を取り上げつつ、また美学芸術学はもとより、物質文化論などの隣接領域も視野に入れて、視覚文化研究の可能性を受講生と共に探っていきたい。
    • 授業のキーワード
      • 写真、映像、絵画、近代、都市、痕跡、風景、ポピュラー文化、視覚文化、物質文化
    • 授業計画(仮のものです。話の流れや受講生の要望などにより、適宜アレンジしていきます)
      1. イントロダクション:視覚文化と近代
      2. 「文化/カルチャー」:意味とコンテクスト
      3. トポグラフィの視覚文化論
      4. 横浜写真と世界の可視化
      5. 「故郷」の構築:風景とノスタルジア
      6. 「古都」としての京都:マスメディアと場所性の構築
      7. 写真のアルケオロジー:写真の起源の「物語」
      8. 遺影写真論:痕跡としての写真
      9. ヴァナキュラー写真:写真と物質性
      10. 「決定的瞬間」と「すりぬけるイメージ」
      11. 採集者の系譜:考現学路上観察とストリート写真
      12. 写真家と狩人:セレンディピティと推論的パラダイム
      13. 鉄道写真論:ミニアチュールとしての写真
      14. コレクションと展示
      15. まとめ
    • 成績評価方法
      • 出席30%、レポート70%

講義

今日の一、二曲

担当教員が若い時から聞いていた一曲を、その音楽的側面、歌詞、社会的背景などを、毎週紹介していくという去年からはじめた企画です。本務校で「今週の一曲」として紹介していたら好評だったので、ここでも息抜きにと。

補遺


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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