補足
- 音とモノ:音楽学/聴覚文化論と物質文化論に接点はあるのか?
- 聴覚文化論とは
- 楽器・複製物・再生装置
- http://www.metmuseum.org/works_of_art/musical_instruments
- 複製手段としての楽譜
- フェティッシュとしてのレコード
- オーディオ・マニアという存在
- 追記:講義内で言及した文献
- 文献紹介
- 多木浩二『「もの」の詩学―家具、建築、都市のレトリック (岩波現代文庫)』
- ある時代の家具の種類や数量、それらの部屋への出現などには、人間の振る舞い方や人間どうしの関係、さらには「もの」と人間の関係があらわれてくる。
- ある文化の家具の歴史は家具の歴史は、その文化の身体の歴史を素描する。もちろん、家具のみならず「身体」に関する諸道具の歴史は、それぞれの道具の「身体」への関係の仕方によって、異なる身体の歴史を描いているものである。
- 「身体」(についての認識)が、決して言語によって思考されることのないまま「もの」において変わりはじめた。
- 多木浩二『「もの」の詩学―家具、建築、都市のレトリック (岩波現代文庫)』
講義
- 視覚文化と物質文化:イメージの物質性
- 文化概念の変容
- 古典的定義
- 人類学的定義
- 「意味の共有」としての文化
- レイモンド・ウィリアムズ『完訳 キーワード辞典』
- スチュアート・ホール編『リプレゼンテーション――文化的表象と意味作用の実践』(Stuart Hall, ed., Representation: Cultural Representations and Signifying Practices, London: Sage/ Open University, 1997)、序章(佐藤守弘試訳)