英書講読 第16回

レポート課題

  • 任意のイメージを一点選び、そのイメージをできるかぎり詳細に観察した上で記述し、さらに講読中で扱った「ものの見方」の諸問題に留意して、論述せよ。
    • 実例として選んだイメージやモノの複製図版を必ず添付すること(モノクロ・コピー、あるいは印刷)
    • レポートの書き方、文献情報のつけ方については、講師制作の学術論文の書き方(佐藤守弘)を参照のこと。

    • 用紙 A4判用紙
    • 枚数・字数 字数:1500-2000字
    • 記入方法 ワープロ
    • 書式 ヨコ書
    • 提出締切 2015/02/05(木)
    • 提出先 今出川キャンパス教務センター(総合窓口)またはRY107
  • 自分/他人の作品を紹介する
    • 「作品」とその外部
      • 額縁、タイトル、キャプション、解説文、展覧会場、ギャラリー・トーク、カタログ
    • 作品とキャプション
    • 比喩としての作品タイトル
      1. 記述(換喩/提喩)タイプ
      2. メタファー(隠喩)タイプ
      3. 「無題」タイプ
    • メディアを記述する
      • 絵画=支持体+絵具 
        • 例:紙に水彩(水彩・紙)、絹本著色
      • 版画=版の技法
      • 印刷=刷りの技法
      • 写真=プリント技法
        • 例:ゼラティン・シルヴァー・プリント、ラムダ・プリント
      • 映像=記録メディア
        • 例:16mmフィルム、ヴィデオ
      • 立体/彫刻=素材(時に技法)
        • 例:ブロンズ、寄木造
      • 陶芸・漆芸=技法+器形(これがタイトルになることも)
        • 例:青磁平皿、蒔絵手箱
      • テキスタイル=技法+素材
        • 例:型染・綿・反応性染料、綴織・綿糸・ウール紙
      • その他
    • サイズを記述する
      • 縦x横(あるいは径)x高
  • 作品を記述することとは?
    • 作品の内容と形式=「何」を「どのよう」に表しているか
      • 内容=描写対象、被写体、物語、思想、機能など
      • 形式=形態、色、構図、構成、メディア、使う道具など
      • マット・マドン『コミック 文体練習

https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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