レポート課題
- 場所と人間を媒介するメディア(風景画/写真、サイト・スペシフィック・アート、グラフィティなど)に注目して、そのメディアがどのように場所と人間をつないでいるのかを論述する。かならず具体例を提示すること。
- 書式:A4用紙横書き(ワープロを推奨) ホッチキスは左上
- 字数:1200〜2000字
- 取り上げたイメージを、必ずコピー(白黒でも可)、あるいは印刷してレポートに添付すること。
-
- 提出場所 教務チーム前提出ボックスへ提出
- 提出期間:レポート一斉提出期間:1月24日(金)~1月31日(金)17:00
講義
- 彫刻・風景・建築:ロザリンド・クラウス「ポストモダンの彫刻――拡張された場における彫刻」(H・フォスター編『反美学―ポストモダンの諸相』)
- モダニズム/歴史主義批評への批判
- サイト=スペシフィック・アートといわれるようになるものの、論理的な立場を探究。
- 社会的、文化的状況との関係に着目
- 芸術実践における理論/論理の重要性
-
- 近代以前の彫刻=記念物:表象と標づけの論理
- それは特殊な場所に位置し、象徴的な言語でその場所の意味や用益を語る
- モダニズムの彫刻:場所の喪失・故郷の喪失・場所の絶対的な欠如
- 建築でもなければ、風景でもないもの
- 位置-構築:風景でもあり、建築でもあるもの
- マークされた場所:風景であり、風景でないもの
- 公理的構造:建築であり建築でないもの
- 近代以前の彫刻=記念物:表象と標づけの論理
- 都市とイルミネーション:場所への介入