芸術学概論(1) 第13回

講義

  • 時代区分について
    • 三分法:古代・中世・近代
    • 五分法:古代・中世・近世(初期近代)・近代・現代
  • 近代における「芸術」概念
    • 「〔19世紀以来の近代資本主義の文化的表現〕では、制度や慣習がどうであれ、私は自分をこのように表現するという、近代的な主体の表現としての芸術が目指される。〔…〕それにあたって、〔…〕絵画は絵画に固有のランゲージ、音楽は音楽に固有のランゲージへと、自己批判を通じて自己純化をしていけばいい〔…その結果〕一方には、芸術家というハダカの主体、他方には絵画でいえば平面の上での色とかたち、音楽でいえば時間の中での音の組織の展開だけが残る。(浅田彰ポストモダン・アート」、『ur』No.2, ペヨトル工房、1990)
    • クレメント・グリーンバーグの理論
    • モダニズムの行き詰まりと芸術のポストモダン
      • 前衛/進歩に対する不信感、オリジナリティの否定、引用/流用の可能性、アート(ハイ)とポップ(ロー)の境目の喪失、絵画/彫刻の優位性の喪失(映像/メディア・アート、パフォーマンス、インスタレーションなど)、フェミニズム、西洋中心主義への批判、社会との関わり、etc.
  • 音楽のモダニズム
    • ヨーロッパ芸術音楽(いわゆる「クラシック」)におけるモダニズム
    • 「モダン・ジャズ」はどのように「近代的」なのか
      • 「ビ・バップ」とジャズの近代化
        • ダンス、歌の排除
        • 編成の縮小
        • コード(和音)に則った即興演奏
          • →作者としての「演奏者」(⇔クラシックにおける作者はあくまでも作曲家)

プレモダン・ジャズからモダン・ジャズ(モダニズム)、そして


https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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