講義
- 「着る」ことから文化を考える
- 菊地暁『民俗学入門 - 岩波書店』第一章「暮らしのアナトミー「きる【衣】」から
- サブカルチャーとスタイル
- 衣服の分類=コスチューム/ファッション/スタイル
- 衣服の諸機能=実用的/美的/記号的&象徴的
- P・ボガトイリョフ『衣裳のフォークロア』
- 衣服の起源
- 保護:身体的なダメージを防ぐ
- 表示:身分や所属を表す
- 羞恥:露出の恥ずかしさを隠す
- 装飾:身体を彩る
- 呪術:儀式、祈り、呪いのため
- 蘆田裕史『言葉と衣服』
- 着衣と裸の境界
- 衣服と労働
- ボロ/ツギの意味
- 衣服の美的機能=身体の補強・改変・加工
- 菊地暁編『身体論のすすめ (京大人気講義シリーズ)』
- B・ルドフスキー『みっともない人体』
- イメージとしての身体
- 鷲田清一『ちぐはぐな身体―ファッションって何? (ちくま文庫)』
- J・ウィリアムソン『広告の記号論 1―記号生成過程とイデオロギー (カルチャー・クリティーク・ブックス)』
- J・バージャー『イメージ―視覚とメディア (ちくま学芸文庫)』
- 消費される身体
- 社会的事実としての身体
- サブカルチャーとスタイル
- 菊地暁『民俗学入門 - 岩波書店』第一章「暮らしのアナトミー「きる【衣】」から
- 文化概念の変容
- 古典的定義=「教養」としての文化
- 人類学的定義=「生活の仕方の全体」
- 「意味の共有」としての文化=文化論的転回
- レイモンド・ウィリアムズ『完訳 キーワード辞典』
- 柳父章『文化 (一語の辞典)』
- スチュアート・ホール編『リプレゼンテーション――文化的表象と意味作用の実践』(Stuart Hall, ed., Representation: Cultural Representations and Signifying Practices, London: Sage/ Open University, 1997)、序章
- 西川長夫「文化と文明ーーその起源と変容」(『〔増補〕国境の越え方 (平凡社ライブラリー)』)