現代デザイン特講
- 木曜日1講時
- 情報館3Fセミナー
- 履修年次:芸術研究科博士前期課程1年次〜
講義の目的
現代において、デザイン/アートの領域はとてつもなく広がっている。さまざまな思想や言説が飛び交い、制作する立場の人間も、また否応なしにそれに向かい合わないといけない状態になっている。では、このような状況はどのようにして現れたのか。現代社会において「デザイン/アート」の立つ位置はどこにあるのだろうか。現代のデザインやアートに至る諸潮流を検証し、それにまつわる言説を紹介することによって、現代の視覚文化を受講生とともに考えてみたい。
講義の進め方
評価基準
出席30%、期末レポート70%
参考文献
- 浅田彰、岡崎乾二郎、松浦寿夫編『批評空間 (第2期臨時増刊号) モダニズムのハード・コア―現代美術批評の地平』(情報館=704:Mo13)
- ジョン・A・ウォーカー、サラ・チャップリン『ヴィジュアル・カルチャー入門―美術史を超えるための方法論』(情報館=701:W36)
- クレメント・グリーンバーグ『グリーンバーグ批評選集』(情報館=704:G82)
- 西村清和『現代アートの哲学 (哲学教科書シリーズ)』(情報館=701:N84)
- ハル・フォスター編『 反美学―ポストモダンの諸相』(情報館=701.04:F41)
- 松井みどり『アート:“芸術”が終わった後の“アート” (カルチャー・スタディーズ)』(情報館=702.06:Ma77)
- ジョン・A・ウォーカー『デザイン史とは何か―モノ文化の構造と生成』(情報館=757.02:W 36)