2008-10-15 第3週 08同志社文献講読 講義 記号と表象 記号学 semiologyと記号論 semiotics 「言語論的展開」 フェルディナン・ド・ソシュールと記号学 言語の通時態と共時態 パロールとラング 記号表現(シニフィアン)と記号内容(シニフィエ) 「シニフィアン/シニフィエ――言語を成立させる差異の体系」(VALIS DEUX『絵でわかる現代思想』) 記号と指示対象:世界を分節する記号 虹はいくつの色から成り立っているか? 犬と狸は同じ生き物?? 恣意的記号と有契的記号 Representation=表象、再現、代表、代行、再=現前 神話学:外示(デノテーション)と共示(コノテーション) ロラン・バルト『現代社会の神話―1957 (ロラン・バルト著作集 3)』 二重の記号体系:「薔薇」という記号は、「bara」という音(シニフィアン)と「茎に棘があって、複雑な花弁を持つ植物」という概念(シニフィエ)から成り立つが、その「薔薇」という(喋られた/書かれた)記号自体がシニフィアンとなって、たとえば「情熱」というメタ・レヴェルでのシニフィエを指す場合。 記号学/記号論の入門書 丸山圭三郎『言葉とは何か (NATSUME哲学の学校)』 池上嘉彦ほか『文化記号論 (講談社学術文庫)』 石田英敬『記号の知/メディアの知―日常生活批判のためのレッスン』 筒井康隆『文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)』(「第七講:記号論」)