予定
- 芸術作品と複製技術
- 写真/録音=機械的複製技術の登場は「芸術」をどう変えたか
- 礼拝的価値と展示的価値
- 芸術作品の「アウラ」
- ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫)』;ただし他にもいろいろなヴァージョンが手に入る)
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- 近代的な芸術概念=歴史や文化から自立した「作者」が、徹底的な自己批判を通じて創り出す独創的で自律的な「表現」
- 著作権と近代的「芸術」概念=「〔フランス〕革命の基本思想であった自然権思想とロマン主義は、作者の芸術表現への所有権を、「もっとも神聖な所有権」とみなし、「作者の権利」は法により新たに制度化されることになった(増田聡『その音楽の<作者>とは誰か リミックス・産業・著作権』、103-04)」
- 参考:増田聡、谷口文和『音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ』