2-1

補足

  • CMについて
  • マンガと翻訳
  • モダニズムの絵画
    • 近代的な芸術概念=「歴史や文化から自立した『作者』が、徹底的な自己批判を通じて創り出す独創的で自律的な『表現』」
      • 「〔19世紀以来の近代資本主義の文化的表現〕では、制度や慣習がどうであれ、私は自分をこのように表現するという、近代的な主体の表現としての芸術が目指される。〔…〕それにあたって、〔…〕絵画は絵画に固有のランゲージ、音楽は音楽に固有のランゲージへと、自己批判を通じて自己純化をしていけばいい〔…その結果〕一方には、芸術家というハダカの主体、他方には〔…〕音楽でいえば時間の中での音の組織の展開だけが残る。(浅田彰ポストモダン・アート」」

講義

  • 文化論的転回(カルチュラル・ターン)
    • 「文化」の定義
      • 古典的定義
      • 人類学的定義
      • 「意味の共有」
        • コンテクスト(context)=文脈の重要性
      • 参考文献:レイモンド・ウィリアムズ『完訳 キーワード辞典
    • 「意味の共有」としての文化
      • 文化とは、ある集団、共同体、社会によって共有される実践であり、視覚的、聴覚的、テクスト的な表象の世界を通じて、意味が生成されるプロセスのことである。ここで、私たちが多くを負っているのは、イギリスの文化理論家スチュワート・ホールによる研究である。彼によれば、文化とは、単なるモノ(例えばテレビ・ショー、絵画など)の集合ではなく、プロセスや実践――それを通じて個人や集団が上記のモノから意味を汲み取る――の集合である。文化は、生産であり、意味の交換――ある社会や集団の構成員間で意味を与え、受け取ること――でもある。ホールによれば、「ある文化の参加者こそが、人、モノ、出来事に意味を与えるものである。……私たちのモノの使い方、モノに関して私たちが言うこと、考えること、感じること――すなわちモノをどのように表象するかということ――こそが、私たちがモノに意味を与えるということなのである」(L. Cartwright & M. Sturken, Practices of Looking: An Introduction to Visual Culture)。
      • コンテクストと語用論とは?
      • 「石」の意味作用

https://satow-morihiro.hatenablog.com/


はてなダイアリーのサービス終了のため、講義情報ページをはてなブログに移行しました。以前の記事にアクセスすると、ここに自動的にリダイレクトされるようにしています。

19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

前学期までの講義情報総合情報シラバス