2009-09-01 2-3 09新潟大集中講義 講義 監視と視線の内面化 パノプティコン(一望監視装置)=J・ベンサムが発案した監獄 中央の監視塔は鎧戸になっている→囚人からすると、看守がいるかいないかは分からない。 つねに監視されている心理状態になる/自らが自らの看守となる→視線の内面化 参考資料:ミシェル・フーコー『監獄の誕生 ― 監視と処罰』 視覚文化における仲介の制度 仲介者としての「絵解き」/「覗きからくり」 『小沢昭一の「新日本の放浪芸」?訪ねて韓国・インドまで? [DVD]』 http://www.ncam.jp/html/modules/news/article.php?storyid=320 展示の系譜 教会の聖遺物、献納品コレクション 日本の場合:開帳(居開帳、出開帳) 驚異の部屋(珍品陳列室) 「世界という散文」=アレゴリーとしてのコレクション 博物学のまなざし 可視的なものに名を付ける 美術館、博物館の誕生から万国博覧会へ 参考文献 ミシェル・フーコー『言葉と物―人文科学の考古学』 吉田憲司『文化の「発見」―驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで (現代人類学の射程)』 見学 終了後、講義内で触れた巻町の覗きからくりが展示されている(新潟出身の写真家、牛腸茂雄の作品も出品されているらしい)新潟市美術館の特別展「土と水の芸術祭を、個人的に見に行こうと思っています。もし、同行してみたい人がいたら、一緒に行きましょう。 牛腸茂雄 - Wikipedia µíIJÌÐͺŸ