補講
- 休講分の補講は、8月3日(月)2講時に行います。
レポート課題
- 任意のイメージ(絵画、写真、イラスト、マンガなどの静止画)を一点採り上げ、そのイメージの魅力につ いて論述する。
- マンガ、絵本などは、本全体を扱うのではなくて、最大見開き1ページまで(ひと目で見られるまでの 範囲)を分析すること。
- 映画を扱う場合は、短いシークエンスを取り上げ、ショット分析を行うこと。
- 引用元、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(下記の字数には含めな い)
- 字数:1200〜2000字
- 形式:A4用紙縦使い、横書き、ワープロ推奨、ホッチキスは左上とめ
- 取り上げたイメージを、必ずコピー(白黒でも可)、あるいは印刷してレポートに添付すること。
- 提出期限
- 一斉提出期間 ※締切厳守
講義
- 絵画と表象システム:幾何学的遠近法
- 遠近法=二次元の画面上で、三次元(空間)を表す「さまざま」な仕方:一つではない
- 遠近法とカメラ・オブスキュラ
- 洛中洛外図屏風(舟木本) - e国宝
- http://www.soheinishino.com/jp/
- KIMIO ITOZAKI
- David Hockney
- イメージを「読む」
- 物語とイメージ:『伊勢物語』と「八つ橋」
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- 昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、「京にはあらじ、東の方に住むべき国求めに」とて行きけり。もとより友とする人、一人二人して行きけり。道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。
- 三河の国八橋といふ所に至りぬ。そこを八橋と言ひけるは、水ゆく川の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋と言ひける。その沢のほとりの木の陰に下り居て、乾飯食ひけり。その沢にかきつばた いとおもしろく咲きたり。それを見て、ある人のいはく、「かきつばた、といふ五文字を上の句に据ゑて、旅の心を詠め」と言ひければ、詠める。
- 唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ(各句の頭の字をとれば「か・き・つ・ば・た」)
- と詠めりければ、みな人、乾飯の上に涙落としてほとびにけり。
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- 『伊勢物語』第9段
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- 物語とイメージ:『伊勢物語』と「八つ橋」
今週の一曲
- 上田正樹と有山淳司「梅田からナンバまで」(『ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様)』1975年)
- 「梅田からナンバまで」1999年のライヴ(ゲスト木村充揮〔元・憂歌団〕):YouTube
- 上田正樹とサウス・トゥ・サウス(アコースティック・セット):上田正樹&サウストゥサウス - YouTube
- 上田正樹とサウス・トゥ・サウス:上田正樹とSouth To South - 最終電車 - YouTube
- 都市と音楽:70年代関西ブルース/ソウル・シーン
- 80年代関西パンク/ヘヴィー・メタル/フュージョンなど