先週の補足
- Ingressと没入体験
- Ingress Prime – Ingress Prime
- 「プレイヤーは「エンライテンド」か「レジスタンス」どちらかの陣営の「エージェント」となり、自らのスマートフォンを「スキャナー」として用いる。スキャナーで各地に存在する「ポータル」を探し出し、それらをリンクさせて「コントロールフィールド」を作り、その範囲内にある地域に住む人々を支配下に置く」=Ingress - Wikipedia
- パロディとオマージュ
告知
- THE KYOTO「京都・左京区研究」:新連載企画始動へ京都の異色“区”豪華執筆陣で解剖
- 企画:樺山聡(京都新聞社、THE KYOTO)、菊地暁(京都大学人文科学研究所、民俗学)、佐藤守弘
- 菊地・佐藤編『学校で地域を紡ぐ: 『北白川こども風土記』から』
- 樺山聡『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』/樺山 聡|THE KYOTO
- 企画:樺山聡(京都新聞社、THE KYOTO)、菊地暁(京都大学人文科学研究所、民俗学)、佐藤守弘
講義
- イメージを「読む」
- 物語とイメージ:『伊勢物語』と「八つ橋」
- 尾形光琳の3つの八つ橋/かきつばた
- C0001845 伊勢物語図 - 東京国立博物館 画像検索
- Ogata Kōrin | Irises at Yatsuhashi (Eight Bridges) | Japan | Edo period (1615–1868) | The Metropolitan Museum of Art
- 燕子花図|根津美術館
- 昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、「京にはあらじ、東の方に住むべき国求めに」とて行きけり。もとより友とする人、一人二人して行きけり。道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。
- 三河の国八橋といふ所に至りぬ。そこを八橋と言ひけるは、水ゆく川の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋と言ひける。その沢のほとりの木の陰に下り居て、乾飯食ひけり。その沢にかきつばた いとおもしろく咲きたり。それを見て、ある人のいはく、「かきつばた、といふ五文字を上の句に据ゑて、旅の心を詠め」と言ひければ、詠める。
- 唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ(各句の頭の字をとれば「か・き・つ・ば・た」)
- と詠めりければ、みな人、乾飯の上に涙落としてほとびにけり。
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- 『伊勢物語』第9段
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- 尾形光琳の3つの八つ橋/かきつばた
- 内容と形式
- 「なにを」「どのように」あらわすのか
- 内容=主題、対象、被写体、物語、機能(デザイン)など
- 形式=線、形、色、構図、アングル、素材、展示形態など
- 物語とイメージ:『伊勢物語』と「八つ橋」