お仕事紹介
- 『美術フォーラム21』第47号:特集「フォトグラフィック・アート——技術と芸術のあいだ」(佐藤守弘編集)
講義
- レトリックについて
- 直喩(simile)=「たとえば」「あたかも」「さながら」「如し」「似たり」などの語を用いて、たとえるものと、たとえられるものとを直接比較して示すもの。「堅きこと鉄の如し」の類。明喩。
- 隠喩(metaphor)=たとえを用いながら、表現面にはその形式(「如し」「ようだ」等)を出さない方法。白髪を生じたことを「頭に霜を置く」という類。複数の物を内的・外的属性の類似によって同一化する技法。
- 換喩(metonymy)=あるものを表すのに、これと密接な関係のあるもので置き換えること。角帽で大学生を表す類。
- 提喩(synecdoche)=全体と部分との関係に基づいて構成された比喩。全体の名称を提示して一つの名称にかえ(「花」で「さくら」を表す類)、また、一つの名を提示して全体を表す(「パン」で「食物」を表す類)こと。
- ヤーコブソンによる隠喩と換喩
- 言語の2つの軸
- 統語(syntagm)=結合→隣接性=換喩的
- 範列(paradigm)=選択→相似性=隠喩的
- 初心者のための記号論
- ロマーン・ヤーコブソン「言語の二つの面と失語症の二つのタイプ」『一般言語学【新装版】』
- 言語の2つの軸
- レトリックの入門書