芸術学概論1 第15回

補足

  • 僕が好きな歌


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講義

  • 「近代」とはなにか:modern/modernity/modernism
    • (大雑把に言うと)そこに生きる人びとが、前の時代とは違う、新しい世の中に生きていると自覚している時代
    • 時代の三分法:古代・中世・近代(五分法:古代・中世・近世(初期近代)・近代・現代
    • 国民国家体制、資本主義市場(含・社会主義)、複製技術(大量生産)/マスメディア/大衆社会、国際/グローバル化
  • 近代における「芸術」概念
    • 「〔19世紀以来の近代資本主義の文化的表現〕では、制度や慣習がどうであれ、私は自分をこのように表現するという、近代的な主体の表現としての芸術が目指される。〔…〕それにあたって、〔…〕絵画は絵画に固有のランゲージ、音楽は音楽に固有のランゲージへと、自己批判を通じて自己純化をしていけばいい〔…その結果〕一方には、芸術家というハダカの主体、他方には絵画でいえば平面の上での色とかたち、音楽でいえば時間の中での音の組織の展開だけが残る。(浅田彰ポストモダン・アート」、『ur』No.2, ペヨトル工房、1990)
    • 様式論とフォーマリズム
    • クレメント・グリーンバーグの理論
    • 制度としての芸術:アーサー・ダントー「アートワールド」(『分析美学基本論文集』)
    • モダニズムの行き詰まりと芸術のポストモダン
      • 前衛/進歩に対する不信感、オリジナリティの否定、引用/流用の可能性、アート(ハイ)とポップ(ロー)の境目の喪失、絵画/彫刻の優位性の喪失(映像/メディア・アート、パフォーマンス、インスタレーションなど)、フェミニズム、西洋中心主義への批判、社会との関わり、etc.
  • デザインとモダニズム

https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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