2006-09-15 講義概要:日本美術史(留R) 06後 日本美術史 シラバス 日本美術史 水曜日1講時@自在館201 芸術学部専門講義科目 履修年次:芸術学部留学生1年次〜 講義の目的 本講義では、日本の美術の歴史を概観する。とはいえ「日本」という境界線にはこだわらず、特にアジア諸地域との関連において、日本の視覚文化を捉えていきたい。また、日本の歴史に関する基礎的な知識を伝えることも目標とする。 講義の進め方 概論――東アジアのなかの日本美術 先史時代から平安期まで――大陸との関係 藤原期から鎌倉期まで――貴族と武士 室町期――中国趣味の諸相 桃山期から江戸前期――視覚文化の広がり 江戸後期1――百家争鳴の時代 江戸後期2――民衆と視覚文化 幕末から近代へ――異種混淆の近代 近代国家と美術――制度としての「美術」 戦前文化と美術――前衛と表現 戦後の美術と視覚文化 モダンからポストモダンへ 評価基準 出席30%、期末レポート70%