2017-12-27 写真論 第13回 17写真論 講義 写真と日本 ペリー提督とブラウンJr. 薩摩藩におけるダゲレオタイプの実験 下岡蓮杖と上野彦馬:各地の写真館 写真と洋画:高橋由一、島霞谷、横山松三郎 年表 1848 上野俊之丞、写真器具を輸入→薩摩藩、島津斉彬が購入。 1854 ペリー提督再来航=従軍写真師、エリファレット・ブラウン・ジュニア、日本人を撮る MIT Visualizing Cultures 1857 島津斉彬のチーム、写真撮影に成功 1862 長崎:上野彦馬、写場を開く(オランダ人医師ポンペ、フランス人写真家ロシエに師事)/横浜:下岡蓮杖、写場を開く(アメリカ人ジョン・ウィルソンに師事) その後 江戸:清水東谷(フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトに師事)/箱館:木津幸吉(ロシア領事ゴスケヴィッチに師事)と続く 1863頃 フェリックス・ベアト、横浜に来航(67年頃から「横浜写真アルバム」を販売) 「写真」と「photography」 【寫眞】シャシン 一,實相をうつす。 〔顔氏家訓、雜藝〕畫繪工之工,亦為妙,自古多士多或能之,吾家、常有梁元帝手畫蝉雀白團扇及馬圖,亦難及也,武烈太子,偏能寫眞,坐上賓客,随宜點染即成。 〔杜甫,丹青引贈曹將軍覇〕將軍善畫蓋有神,必逢佳士亦寫眞 二,人の繪姿。肖像畫。似顔。 〔白居易,自題寫眞詩〕我貌不自識,李放寫我眞 三,物の實像を光の化學作用を利用して,紙其の他のものに再現させたもの。寫眞器で形像を乾板に撮影し,現像・定着の諸操作を経て得た陰畫原板から,種々の方法で燒付けた陽畫。 諸橋轍次『大漢和辭典・修訂版』巻三(大修館書店)より 「光画」 『光画』 | 現代美術用語辞典ver.2.0 写真と「芸術」 ピクトリアリズム(絵画主義写真)とマニピュレーション