告知
講義
- 絵画と表象システム:幾何学的遠近法
- 西野壮平, Diorama Map:The JOURNAL by Sohei Nishino
- 地図→絵図→俯瞰図→鳥瞰図→遠近法図→写真
- e国宝 - 国立博物館所蔵 国宝・重要文化財
- 平安京都都名所図会データべース
- デジタル展覧会「京の鳥瞰図絵師 吉田初三郎」/京都府ホームページ
- 佐藤守弘「都市をひと目に——地図・写真・鳥瞰図、そしてDiorama Map」(『ユリイカ』2020年6月号)
- イメージを「読む」
- 物語とイメージ:『伊勢物語』と「八つ橋」
- 尾形光琳の3つの八つ橋/かきつばた
- C0001845 伊勢物語図 - 東京国立博物館 画像検索
- https://www.metmuseum.org/art/collection/search/39664
- 燕子花図|根津美術館
- 昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、「京にはあらじ、東の方に住むべき国求めに」とて行きけり。もとより友とする人、一人二人して行きけり。道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。
- 三河の国八橋といふ所に至りぬ。そこを八橋と言ひけるは、水ゆく川の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋と言ひける。その沢のほとりの木の陰に下り居て、乾飯食ひけり。その沢にかきつばた いとおもしろく咲きたり。それを見て、ある人のいはく、「かきつばた、といふ五文字を上の句に据ゑて、旅の心を詠め」と言ひければ、詠める。
- 唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ(各句の頭の字をとれば「か・き・つ・ば・た」)
- と詠めりければ、みな人、乾飯の上に涙落としてほとびにけり。
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- 『伊勢物語』第9段
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- 尾形光琳の3つの八つ橋/かきつばた
- 物語とイメージ:『伊勢物語』と「八つ橋」
- ブロンツィーノ《ウェヌスとクピドによる寓意》1545年ごろ、ロンドン、ナショナル・ギャラリー所蔵