デザイン論特講3 第11回

レポート課題

  • レポートテーマ:現代社会におけるモノと人間の関係について、講義で触れた物質文化、ヴァナキュラー文化、都市とストリートなどの問題を踏まえつつ、具体例を挙げて論述する。
    • 引用元、情報の出典、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(下記の字数には含めない)
  • 書式:A4用紙横書き(ワープロを推奨) ホッチキスは左上
    • 字数:1200〜2000字
    • 取り上げたイメージを、必ずコピー(白黒でも可)、あるいは印刷してレポートに添付すること。
    • 提出場所 教務チーム前提出ボックスへ提出
    • 提出期限 レポート一斉提出期間

講義

  • 近代建築物の保存/転用――三条通寺町〜新町間の例


より大きな地図で 三条通近代建築 を表示

  • 流用・転用・ブリコラージュ
    • クロード・レヴィ=ストロース『野生の思考』(Claude Lévi-Strauss, LA Pensee Sauvage
      • 宮本隆司CARDBOARD HOUSES
      • 「ブリコラージュbricolage」と「コラージュcollage」の違い
        • 語源:両方ともフランス語だが、前者は「器用仕事をする」、後者は「糊付けをする」という意味で全然別の語源から
        • 両方とも転用することだが、前者は転用する過程に重きが置かれ、後者は過程ではなく、他のものと組み合わせる点に重きが置かれる。
          • 同じような文化的事象――あるモノを本来のコンテクストから切り離し、別のコンテクストにあてはめること――を評価することばとして、「流用appropriation」、「転位=転地dépaysement」シュルレアリスム用語)、「転用détournement」シチュアシオニストが使ったことば)ということばもある

英書講読 第10回

期末レポート課題

  • 遠近法を使ったイメージを一点(任意)選び、そのイメージをできるかぎり詳細に観察した上で記述し、使われている遠近法がどのような効果を与えているかを論述する。
    • 論述の対象として選んだイメージやモノの複製図版を必ず添付すること
    • 用紙 A4判用紙(縦使い、ホチキスは左上)
    • 枚数・字数 1500-2000字
    • 記入方法 ワープロ
    • 書式 ヨコ書
    • 提出先 事務室
    • 提出期限:2020年2月6日

写真論 第12回

レポート課題

  • 任意の写真を一点選び、その写真が「何を」「どのように」表しているかを記述した上で、講義で触れた写真の理論を踏まえて論述する。

取り上げる写真は、いわゆる「芸術作品」に限らず、報道、広告、あるいはプライヴェートな写真でもよい。

    • 書式:字数:本文1200〜2000字(参考文献表、註などをのぞく)
    • 形式:A4用紙縦使い、横書き、ワープロ推奨、ホッチキスは左上
    • 注意事項:選んだイメージを必ず添付すること(モノクロ・コピー、あるいは印刷)
    • 引用元、情報の出典、参考文献(書籍、ウェブなど)は、文末にリストの形で必ず明記すること(上記の字数には含めない)

講義

学術論文演習 第11回

期末課題

  • レポートテーマ:批評文を書く。批評の対象をきちんと紹介した上で、その対象の評価できる点をきちんと指摘すること。
    • 書式:字数:1200~2000字 形式:A4用紙縦使い、横書き、ワープロ推奨、ホッチキスは左上とめ
    • 提出日時:1月28日(火)2講時
    • 提出会場:平常授業教室内

芸術表象論 第10回

講義

芸術学B 第10回

講義

  • 絵画と表象システム:幾何学的遠近法
    • 遠近法=二次元の画面上で、三次元(空間)を表す「さまざま」な仕方:一つではない
        • 近代以前の日本における遠近の表し方=画面内での上下が奥行きとして読まれる
      • ルネサンス期における「幾何学的遠近法」
        • 「世界に開かれた窓」としての絵画=三次元空間というイリュージョン
    • 遠近法とカメラ・オブスキュラ

写真論 第11回

講義

フィールドプログラム京都 2日目

課題

  • 最終回に、「京都路上観察報告書」を2~3枚作成して、持ってきてください。
    • 報告書には、「所属・名前」、「(発見した)場所」、「日時」、「タイトル(短いキャッチコピーのようなもの)」、「写真(添付)」、「コメント(発見の経緯、物件の記述、物件が素性、物件の面白い点など)」を書くこと。
    • 物件は、歴史・民俗に関するものでも、くすっと笑えるものでも構いません。
    • 報告書は配布しますが、以下からダウンロードもできます。
    • 報告書に作り方や、どの写真を選んでいいか分からないとかあれば、毎週金曜日10:40〜12:00は本館2階の講師控室辺りにいるので、遠慮せず聞きにきてください。

芸術学B 第9回

講義

  • 絵画と表象システム:幾何学的遠近法
    • 遠近法=二次元の画面上で、三次元(空間)を表す「さまざま」な仕方:一つではない
        • 近代以前の日本における遠近の表し方=画面内での上下が奥行きとして読まれる
      • ルネサンス期における「幾何学的遠近法」
        • 「世界に開かれた窓」としての絵画=三次元空間というイリュージョン
    • 遠近法とカメラ・オブスキュラ

今週の一曲

デザイン論特講3 第9回

講義

英書講読 第9回

告知

  • 原稿の提出の仕方
    • 発表担当者は、発表の日の午前9時までに、講師のアドレス(msatowあっとまーくkyoto-seika.ac.jp)に原稿を、MSワード(.doc/.docx)形式か、テクスト(.txt)形式、リッチテキスト(.rtf)形式で添付して送って下さい。subjectは「同志社講読:氏名」というものにして下さい。学籍番号、氏名を書いておくことを忘れないで下さい。
    • 翻訳には、学籍番号、氏名、担当箇所の番号、原文、翻訳文を書いてください。

写真論 第10回

講義

  • 光の痕跡としての写真
    • 痕跡の系譜
      • 絵画の起源神話
        • コリントスの都市シキュオンにおいて陶器を作っていたブタデスという人物がいた。その娘は、ある青年に恋をしていた。その青年が外国へ行こうとしていたとき、彼女はランプによって投げられた彼の顔の輪郭を壁の上に描いた。この素描を基にして、父ブタデスは、塑像を作った」(大プリニウス『博物誌』)。
      • 痕跡と影絵(シルエット)
        • 「私が観相学上の知識を多く得たのは、他の如何なる肖像画よりも、純然たる影絵の方からである。観相学は影絵以上に客観的真実性を裏づける確かな証拠を持たない。なぜなら、影絵は、自然から直接に型取りしたものであるから」(J・C・ラーファター『観相学断片』)。
        • 幕末の影絵:谷文晁と落合芳幾
          • 裏切る影絵:高松次郎「影のドローイング」
      • デスマスク
        • デス・マスクの型取りもまた、再現の過程での一種の自動性を示している。この意味では、写真を、光という代理人による事物の型取りと見なすこともできるだろう。
        • 本来なら、ここで、ミイラ・コンプレックス〔死後の永遠の生命の永続を求める心性〕に由来する実在性の移動によって、同様に利益を得ている《聖なる遺物》と《形見》との心理学についても、検討しておかなければならないところだろう。だが、今はただ、「トリノの聖なる屍衣」が、《聖なる遺物》と写真との綜合を果たしているということだけを指摘しておこう。(アンドレ・バザン「写真映像の存在論」『映画とは何か』2、美術出版社、1970)
          • (参考)聖史上のある人物と接触を持ったとみなされるあらゆる品――その人物の体の一部をはじめとして――が聖遺物と見なされていた〔……〕〔それは〕聖人が生前に持っていた恩寵をそっくり保持していた。(クシシトフ・ポミアン『コレクション―趣味と好奇心の歴史人類学』、吉田城、吉田典子訳、平凡社、1992)
        • エルンスト・ベンカアト『永遠の貌』
        • https://www.youtube.com/watch?v=eB2QHIVaahw
        • https://www.youtube.com/watch?v=JZUb45zxdqc
        • ライフマスクよ永遠に
      • 洞窟絵画とネガティヴ・ハンド
      • 奉納物(エクス・ヴォート)と身体の痕跡
      • 聖顔布とアケイロポイエートス(人の手に依らないイメージ)

https://satow-morihiro.hatenablog.com/


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19年度前期芸術学A視覚文化論デザイン論特講1デザイン理論特講(大学院)/a> 講演、特別講義など

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